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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-07 / 世界史 / 学内講座コード:310304

カペー諸王とシャンパーニュ伯 フランス中世における王と最上級貴族層の相克

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月 9日(水)~ 6月13日(水)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
24
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ヨーロッパ中世の権力構造の基本を理解する。
・貴族の有した権力の実態を理解する。
・教会の果たした政治的役割を理解する。

【講義概要】
ヨーロッパ中世は1000年に及ぶが王を頂点とする権力構造、封建王制が確立するのは中世中期、1200年前後である。それまでの中世社会は基本的に貴族制社会であり、最有力貴族である諸侯層をいかにしてその支配下に置くかが王権にとって最も重要な課題であった。ここでは北部フランスの第一級の諸侯家系であるシャンパーニュ伯家との関係を例としてカペー王権が最上級貴族層である諸侯層を凌駕してゆく具体的なプロセスを史料を素材に具体的に明らかにしたい。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/ 9(水) ヨーロッパ中世社会の基本構造
第2回 2018/ 5/16(水) 聖俗貴族層の階層構成と権力
第3回 2018/ 5/23(水) カペー家の王位取得の正統性と聖性
第4回 2018/ 5/30(水) シャンパーニュ伯家の権力の上昇
第5回 2018/ 6/ 6(水) 女性による王位継承問題
第6回 2018/ 6/13(水) 王権による中央集権化と絶対王政への道

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 渡辺 節夫
肩書き 青山学院大学名誉教授
プロフィール 1947年山梨県生まれ。50年にわたり中世の政治・経済・宗教をフランスを中心に総合的に研究。東京大学大学院修士課程(西洋史)修了後、専任教員として諸大学で教養教育と専門教育を担当。3回のフランス長期留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。
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