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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-10 / 世界史 / 学内講座コード:310302

ローマ皇帝史 皇帝の治世から読み解くローマ帝国の変質

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(木)~ 6月21日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
24
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「ローマの平和(パックス・ロマーナ)」はどのように維持されたのでしょうか。その反面、なぜ西ローマ帝国が滅んだのでしょうか。
・代表的な皇帝を何人か取り上げ、その一生を確認しつつ、時代背景も押さえてみましょう。
・初代皇帝から最後の西ローマ皇帝までを取り上げます。

【講義概要】
初代皇帝アウグストゥスから最後の西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥルスまで、はたしてローマ帝国は何人の皇帝を数えたのか。この間は500年を数えるが、正統な皇帝だけでも77名いた(自称皇帝は除く)。つまり、皇帝の治世はわずか平均6年半ということになる(ちなみに、徳川幕府の将軍の平均在位は18年弱)。とはいえ、この値はあくまでも500年間の平均値であるので、むしろ、諸帝が様々な対応を迫られた時代的背景にも目を向けてみるべきである。そこで、この講義は初代皇帝から最後の西ローマ皇帝までを視野に入れ、各局面において重要な役割を担った皇帝をピックアップし、各皇帝が歩んだ人生、エピソードを歴史的にたどると同時に、それらを通じてローマ帝国の変質過程も観察してみることにする。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/12(木) 皇帝の出現と皇帝権力
第2回 2018/ 4/19(木) 初代皇帝アウグストゥス:「共和政の継続」と「事実上の帝政」の並存という矛盾
第3回 2018/ 4/26(木) 暴君カリグラ:はたして皇帝は「市民の中の第一人者」であったのか?
第4回 2018/ 5/10(木) 五賢帝(1):ネルウァとトラヤヌス
第5回 2018/ 5/17(木) 五賢帝(2):ハドリアヌスとアントニヌス・ピウス
第6回 2018/ 5/24(木) 五賢帝(3):マルクス・アウレリウスと「ローマの平和」の終焉
第7回 2018/ 5/31(木) カラカラとセウェルス朝
第8回 2018/ 6/ 7(木) 捕虜となったウァレリアヌス、そして軍人皇帝時代
第9回 2018/ 6/14(木) ディオクレティアヌスとコンスタンティヌス
第10回 2018/ 6/21(木) テオドシウスと西ローマ帝国の滅亡

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『古代ローマを知る事典』(東京堂出版)(ISBN:978-4490106480)
『ローマ皇帝歴代誌』(創元社)(ISBN:978-4422215112)

【備考】
★3/14に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 新保 良明
肩書き 東京都市大学教授
プロフィール 1958年長野市生まれ。東北大学博士前期課程修了。博士(文学、東北大学)。専門分野は古代ローマ史。手頃な著書として『ローマ帝国愚帝物語』(新人物文庫)と『古代ローマ人のくらし図鑑』(宝島社)を、専門書として『古代ローマの帝国官僚と行政』(ミネルヴァ書房)を挙げておく。
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