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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-23 / 世界史 / 学内講座コード:210303

二つの世界大戦から20世紀を再考する 第一次世界大戦終結より100年

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月25日(水)~ 6月20日(水)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「分裂と不安」「貧困と格差」「ナショナリズムと戦争」などに揺れる今日の世界を知る手がかりは、我々が同時代史として生きた20世紀の中にある。今シリーズは、20世紀前半の「二つの世界大戦」から米ソ両大国の出現までをヨーロッパを中心に概括的に検証し考察する。
・「二つの世界大戦の時代」を19世紀帝国主義~第一次世界大戦~戦間期~第二次世界大戦~ヤルタ・ポツダム体制と続く一連の中で巨視的に捉えなおす。また、世界大戦から生起して今日的課題となった、「総力戦体制」「戦間期のヒトラー現象(ファシズム)」「ヴェルサイユからヤルタ体制と現在との連続性」などについて、再検証し歴史的意味を学びなおす。
・「なぜ二つの世界大戦は起きたのか、大戦勃発は防げなかったのか?」「新秩序ヴェルサイユとヤルタ体制は現在の世界をどう決定したのか?」などの根本的テーマについて学ぶ。

【講義概要】
最新の研究動向を踏まえて、資料や映像も駆使し当時の状況や指導者像を受講者と共に学ぶ。具体的には、第一に、第一次世界大戦の原因となった帝国主義時代と第一次世界大戦の全貌、すなわち、1890~1918年までのヨーロッパ政治・外交・社会を概観する。第二に、ヴェルサイユ体制の成立から崩壊、1920~30年代のドイツなどのファシズム外交とイギリスなどの宥和外交、アメリカやソビエト連邦の国際的関与について再検証・再検討を行う。第三に、第二次世界大戦勃発までの大国間外交を検証し、大戦を阻止できなかつた原因を探る。また第二次世界大戦を全体的に概観し歴史的な意義を総括し、戦後秩序としてのヤルタ・ポツダム体制の形成過程を検証し今日的課題との相関性について考える。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/25(水) 帝国主義の時代と第一次世界大戦の起源
第2回 2018/ 5/ 9(水) 第一次世界大戦の衝撃と現代史的意義
第3回 2018/ 5/16(水) ヴェルサイユ体制の形成とロストジェネレーション
第4回 2018/ 5/23(水) 黄金の20年代の明暗
第5回 2018/ 5/30(水) 危機の1930年代(ファシズム外交と宥和政策)
第6回 2018/ 6/ 6(水) 欧州大戦から第二次世界大戦へ(1941年の現代史的意義)
第7回 2018/ 6/13(水) 第二次世界大戦の終結とヤルタ・ポツダム体制の形成
第8回 2018/ 6/20(水) 「二つの世界大戦」の時代をふりかえる(今日的世界との連続性)

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『20世紀の歴史』(岩波書店)(ISBN:978-4004314998)
『第一次世界大戦の起源』(みすず書房)(ISBN:978-4622085928)
『二つの世界大戦 』(山川出版社)(ISBN:978-4634344709)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮坂 豊彦
肩書き 現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
プロフィール 早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際政治史、イギリス現代史。長年にわたり、戦間期ヨーロッパ国際関係やイギリス政治外交・ファシズム政治外交などを研究すると共に大学などで現代史等を教えた。現代史関係の著書がある。
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