大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・身体に対する先入観に気づく
・絶対ではなくても「痛み(疼痛)」に対処できる方法を手に入れる
・身体を動かすことには一定の法則的側面を持つ。自分の身体の中にそれを発見し、痛みと関連することを学ぶ

【講義概要】
健康心理学の中から、身心の健康を探求します。健康心理学領域の中でも研究者が踏み込みにくい痛みの問題を取り上げていきます。実際の痛みにどう対処するかは、痛みの程度、疼痛場所(筋骨格系か内臓系か、など)、その捉え方で全く異なってきます。
この講座は、筋骨格系の痛みを中心テーマにして、その考え方、対処法について動作課題を中心にした実践的実習を目指しています。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/13(金) 日常の健康心理学
第2回 2018/ 4/20(金) ストレスと五感　～どのように捉えていくのか～
第3回 2018/ 4/27(金) 運動・動作と日常　～体の動かし方を点検する～
第4回 2018/ 5/11(金) 運動・動作の基本（1）　～「重心の安定」を体感する～
第5回 2018/ 5/18(金) 運動・動作の基本（2）　～「重心の移動」と痛みの関係～
第6回 2018/ 5/25(金) 運動・動作の基本（3）　～運動系の連動性を体感する～
第7回 2018/ 6/ 1(金) 運動・動作の基本（4）　～動作の痛み回避法（1）～
第8回 2018/ 6/ 8(金) 運動・動作の基本（5）　～動作の痛み回避法（2）～
第9回 2018/ 6/15(金) 疼痛（腰痛・膝痛等）との付き合いかた　～動く工夫～
第10回 2018/ 6/22(金) 健康への鍵　～快方を見分ける～

【ご受講に際して】
◆運動のできる服装でご参加ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『写真図解 操体法の実際 愛蔵版』（農文協）（ISBN:978-4-540-04353-6）茂貫雅嵩著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	石井 康智
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	早大・大学院(文研)博士課程満期退学。専門分野：生理心理学、健康心理学、身体心理学領域。論文・著書等：「パラ睡眠と皮膚電位活動」、「外国における東洋的行法に関する最近の諸研究」、「医師橋本敬三の生命観と操体法」、『瞑想の心理学』(分担訳：川島書店)など。