大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・音楽作品を、それが生まれた時代の背景の中で考える
・モンテヴェルディの最晩年の作品に焦点をあてる
・後継者カヴァッリのオペラ作品を紹介する

【講義概要】
中世以来のヨーロッパの音楽の流れを概観するこの講座では、4年前からイタリアの音楽を紹介しているが、昨年の春学期と秋学期では、ルネサンスからバロックへと音楽の形を大きく変えた作曲家クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)の音楽を、その生涯をたどりながら晩年まで紹介した。この春学期では、モンテヴェルディの最晩年の音楽をとりあげるとともに、その後継者フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676) の初期のオペラ作品を紹介する。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/11(水) モンテヴェルディのオペラ≪ポッペアの戴冠≫(1)
第2回 2018/ 4/18(水) ≪ポッペアの戴冠≫(2)
第3回 2018/ 4/25(水) ≪ポッペアの戴冠≫(3)
第4回 2018/ 5/ 9(水) モンテヴェルディの２つの遺作集
第5回 2018/ 5/16(水) カヴァッリの生涯と初期のオペラ(1)
第6回 2018/ 5/23(水) カヴァッリの初期のオペラ(2)
第7回 2018/ 5/30(水) カヴァッリの初期のオペラ(3)
第8回 2018/ 6/ 6(水) カヴァッリの初期のオペラ(4)
第9回 2018/ 6/13(水) カヴァッリの初期のオペラ(5)
第10回 2018/ 6/20(水) カヴァッリの初期のオペラ(6)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	今谷 和徳
肩書き	音楽史家
プロフィール	1945年生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程(西洋史専攻)単位取得満期退学。専門は西洋音楽史(ルネサンス音楽)。単著に『新版・中世ルネサンスの社会と音楽』(音楽之友社)、『ルネサンスの音楽家たち(I・II)』(東京書籍)など、共著に『フランス音楽史』(春秋社)などがある。