講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-10 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110420
主題別に学ぶ中国唐代の仏教美術
- 開催日
- 4月12日(木)~ 6月21日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
中国、唐代の仏教美術は日本の奈良時代、平安時代の仏像の源流とされており、私達にとって馴染み深い作品も幾つかあります。しかし、唐代仏教美術の名品は中国国内の有名な遺跡だけでなく、実は世界中に散在しています。この講座では唐代の中国で流行した仏教美術の主題を順番に紹介する中で、中国国内外の遺跡やミュージアムにある普段あまり見慣れない作品も紹介し、唐代の仏教美術を多方面からゆっくり鑑賞しながら、作品の美と歴史的意義の両方に迫って行きます。
【講義概要】
この講義では唐代に流行した主題9つをとりあげて、その図像的な特徴と作品の背後にある信仰や歴史背景について説明します。中国の仏教美術を学ぶ醍醐味の一つは、インド起源の仏教が中国で読み替えられて、中国や東アジアの文化の中へ取り込まれて行く過程、つまり東西文化のつながりと、文化の伝播にともなうダイナミックな展開を実作例から実感できることです。したがって主題によっては、シルクロードの東端にもあたる奈良や京都の仏教美術との関連も論じながら進めて行きます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/12(木) 中国仏教美術の基礎知識
第2回 2018/ 4/19(木) 唐代の大仏1―盧舎那仏像と国家仏教
第3回 2018/ 4/26(木) 唐代の大仏2―弥勒仏像の系譜
第4回 2018/ 5/10(木) 変相図1―維摩経変相
第5回 2018/ 5/17(木) 変相図2―西方浄土変相
第6回 2018/ 5/24(木) 初唐の仏教美術におけるインド請来仏像の受容
第7回 2018/ 5/31(木) 奇跡を起こす仏像―瑞像信仰
第8回 2018/ 6/ 7(木) 毘沙門天像
第9回 2018/ 6/14(木) 変化観音像の流行
第10回 2018/ 6/21(木) 五台山と文殊信仰
中国、唐代の仏教美術は日本の奈良時代、平安時代の仏像の源流とされており、私達にとって馴染み深い作品も幾つかあります。しかし、唐代仏教美術の名品は中国国内の有名な遺跡だけでなく、実は世界中に散在しています。この講座では唐代の中国で流行した仏教美術の主題を順番に紹介する中で、中国国内外の遺跡やミュージアムにある普段あまり見慣れない作品も紹介し、唐代の仏教美術を多方面からゆっくり鑑賞しながら、作品の美と歴史的意義の両方に迫って行きます。
【講義概要】
この講義では唐代に流行した主題9つをとりあげて、その図像的な特徴と作品の背後にある信仰や歴史背景について説明します。中国の仏教美術を学ぶ醍醐味の一つは、インド起源の仏教が中国で読み替えられて、中国や東アジアの文化の中へ取り込まれて行く過程、つまり東西文化のつながりと、文化の伝播にともなうダイナミックな展開を実作例から実感できることです。したがって主題によっては、シルクロードの東端にもあたる奈良や京都の仏教美術との関連も論じながら進めて行きます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/12(木) 中国仏教美術の基礎知識
第2回 2018/ 4/19(木) 唐代の大仏1―盧舎那仏像と国家仏教
第3回 2018/ 4/26(木) 唐代の大仏2―弥勒仏像の系譜
第4回 2018/ 5/10(木) 変相図1―維摩経変相
第5回 2018/ 5/17(木) 変相図2―西方浄土変相
第6回 2018/ 5/24(木) 初唐の仏教美術におけるインド請来仏像の受容
第7回 2018/ 5/31(木) 奇跡を起こす仏像―瑞像信仰
第8回 2018/ 6/ 7(木) 毘沙門天像
第9回 2018/ 6/14(木) 変化観音像の流行
第10回 2018/ 6/21(木) 五台山と文殊信仰
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 羅 翠恂 |
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肩書き | 京都造形芸術大学講師 |
プロフィール | 京都府生まれ。上智大学文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門分野は中国、日本の仏教美術史、及び中国美術史。主な論文に「山中禅定像をともなった千手観音龕について」(『美術史研究』46)、「唐宋代四川地域の千手千眼観音菩薩像」(『明大アジア史論集』18)などがある。 |