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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-10 / 文学 / 学内講座コード:110107

じっくり読む『源氏物語』第二部

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(木)~ 6月21日(木)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
光源氏の四十賀と女三宮の降嫁に暮れた一年も終わり、新たな年の物語は、明石女御の出産や明石入道の消息など、明石一族が話題の中心として脚光を浴びる新たな展開を迎えます。皇子の誕生でしだいに存在感を増す明石一族に対して、六条院のすべてはわが管理下にあると自認する光源氏はどう向き合っていくのでしょうか、明石女御を養女として愛育してきた紫上は何を思うのでしょうか。女三宮降嫁の余波も引き続き丁寧にたどりながら、若菜上巻後半の物語をじっくり味わっていきましょう。

【講義概要】
第一部の過去を呼び返して捉え直し、第三部へと続く問題も提起する第二部は、『源氏物語』全体を見渡すという意味で、もっとも適した巻々と言えます。個々の作中人物の魅力とストーリーとのバランスのよさもその魅力でしょう。その第二部の厚みのある物語世界を、毎回、時間をかけて丁寧に読み込んでいくのが本講座です。受講生の皆様に順送りで本文の朗読をお願いし、その箇所について講義するという形式で進めてまいります。物語を先へ先へとはやく読み進めたいというご要望には対応しない講座となっておりますので、ご受講の際にはご注意ください。インターネット等に情報のあふれる今日、『源氏物語』が好きという共通点をお持ちのみなさんが週に一度気持ちよく集い、さまざまな読みを試みながら、ライブ形式の授業ならではのよさを実感していただけるよう努めます。

備考

【ご受講に際して】
◆『源氏物語』第一部の物語内容を把握しておいてください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション 源氏物語9 若菜上』(小学館)(ISBN:978-4093620895)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 縄野 邦雄
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 1966年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院修了。早稲田大学講師。専門分野は平安時代の物語文学、特に『源氏物語』。主な著書に『源氏物語と平安文学』第四輯、『源氏物語がわかる』(共編著)などがある。
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