大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
今から150年ほど前、土佐藩だった高知県から坂本龍馬をはじめ中岡慎太郎、中浜万次郎、岩崎彌太郎、板垣退助など今も語り継がれる多くの偉人が世に出ました。この10講座をきっかけに彼らが生まれた育った自然豊かな風土、土佐の高知を体感していただき、各講師が関わっている各館(現地)で再度学んでいただけることを願っています。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/ 7(土) 土佐藩幕末改革の指導者 吉田東洋
第2回 2018/ 4/14(土) 山内容堂の生涯
-容堂書翰を読む
第3回 2018/ 4/21(土) 武市瑞山
第4回 2018/ 4/28(土) 大政奉還を「象」った男
後藤象二郎
第5回 2018/ 5/12(土) 岩崎彌太郎とゆかりの人たち
第6回 2018/ 5/19(土) 坂本龍馬成功の秘訣と新国家構想
第7回 2018/ 5/26(土) 「時勢論」に込めた中岡慎太郎の新国家構想について
第8回 2018/ 6/ 2(土) 板垣退助と「自由」
第9回 2018/ 6/ 9(土) ”最後の生き証人”田中光顕の想い
第10回 2018/ 6/16(土) 土佐が生んだ日本初のグローバル人材
-中浜万次郎

【ご受講に際して】
◆休講が生じた場合、6月23日、6月30日に補講を行います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	藤田 雅子
肩書き	高知県立高知城歴史博物館　学芸課長
プロフィール	東京都生まれ。東京大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門分野は日本近世史、中後期藩政改革。現職では山内家資料を中心とする館蔵資料の調査研究および展示・教育普及活動に従事。2017年の博物館開館に際し歴史系展示の計画準備や2017年企画展「大政奉還と土佐藩」などを担当。

名前	渡部 淳
肩書き	高知県立高知城歴史博物館　館長
プロフィール	1962年大分県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。専門分野は日本近世史。著書に『検証・山内一豊伝説』(講談社現代新書)、論文に「豊後国元禄国絵図の村について」(日本歴史)、「九州筑紫・松浦領における豊臣刀狩令の年紀比定」(日本歴史)など。

名前	渡邊 哲哉
肩書き	高知県立図書館　主任指導主事
プロフィール	1970年高知県生まれ。高知大学人文学部卒業後、県立学校教員を経て、現在は高知県立図書館勤務。郷土資料担当として、明治初期に編纂された史料叢書『土佐國群書類従拾遺』の翻刻出版に従事している。

名前	石畑 匡基
肩書き	高知県立歴史民俗資料館　学芸員
プロフィール	1988年山口県に生まれ、岡山県で育つ。高知大学卒業後、九州大学大学院博士課程単位取得退学。博士(九州大学)。専門分野は、日本中近世移行期の政治史。担当企画展に「大政奉還を「象」った男 後藤象二郎」など。

名前	門田 由紀
肩書き	安芸市立歴史民俗資料館　学芸員
プロフィール	1963年高知生まれ。龍谷大学文学部哲学科卒業後、安芸市役所職員に採用され、安芸市立歴史民俗資料館に勤務、現在に至る。

名前	三浦 夏樹
肩書き	高知県立坂本龍馬記念館　主任学芸員
プロフィール	主に近世末期の土佐藩政治史を研究。高知県立坂本龍馬記念館で「土佐の天保庄屋同盟」展、「薩長同盟を陰で支えた男たち」展などの展覧会を企画、開催。

名前	豊田 満広
肩書き	中岡慎太郎館　学芸員
プロフィール	1972年大阪生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士前期課程修了。専門は幕末政治史。「薩長連合」、「陸援隊」、「時勢論」、「土佐勤王党」など、中岡慎太郎と幕末土佐を主題とする企画展をてがける。

名前	真辺 美佐
肩書き	宮内庁書陵部 主任研究官
プロフィール	1972年高知生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻博士課程修了。博士(人文科学、お茶の水女子大学)。専門分野は、日本近現代史。法政大学等で日本史授業の講師を担当。著書に、『末広鉄腸研究』(梓出版社)などがある。

名前	藤田 有紀
肩書き	佐川町立青山文庫　学芸員
プロフィール	高知県出身。高知大学人文学部人文学科卒業。山内神社宝物資料館、土佐山内家宝物資料館に勤務し、現在は佐川町立青山文庫に勤務。専門分野は日本近世史。

名前	北代 淳二
肩書き	土佐史談会　関東支部長
プロフィール	1932年高知県生まれ。東京放送（TBS）放送記者、ワシントン特派員、ニューヨーク支局長、TBSインターナショナル社長などを歴任。退職後はフリージャーナリスト活動と日米交流史研究（万次郎研究を中心に）に従事。