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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-02-04 / 政治 / 学内講座コード:340704

2024年を見据える大国ロシアの戦略 第4期プーチン政権成立を前にロシアを再考する

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 6日(火)~ 2月27日(火)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
26
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
本講義では、以下の点を理解し、現代のロシアを読み解く視座を養うことを目標とします。
・ソ連崩壊後のロシアが現代の世界をどのように見てきたか。
・ロシアは何を不満として国際的に現状変更的な振る舞いに及んでいるのか。
・ロシアの社会と国家の関係はどのようなものか。
・2018年春に成立するプーチン政権は以上の点をどのように舵取りしていくか。

【講義概要】
ソ連崩壊後、国際社会におけるロシアの存在感は大きく低下しました。しかし、2010年代半ば以降、ロシアはウクライナやシリアに軍事介入を行い、中国とも急接近するなど、世界の行方を占う上で欠かせない存在となりました。しかも、それは決して肯定的なものではなく、世界の秩序に対する不安定要因と見なされています。また、ソ連崩壊後のロシアは社会主義ではなくなったものの、いわゆる西側の民主主義国とも異質な社会とされています。
このようなロシアの諸相を読み解くため、本講義では「大国」と「主権」をキーワードに現代のロシアについて考えていきます。具体的には、冷戦後の世界におけるロシアの世界観と自意識、安全保障政策、社会に対する国家統制などをテーマとします。
その上で、2018年の大統領選で当選が確実視されているプーチン大統領が、その2024年までの任期においてロシアをどこに導いていくのかについても展望します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 2/ 6(火) ユーラシアの巨大国家としてのロシア
第2回 2018/ 2/13(火) プーチンの目から見た世界
第3回 2018/ 2/20(火) 「新しい戦争」とロシアの安全保障
第4回 2018/ 2/27(火) ロシア社会の行方

備考

【ご受講に際して】
◆ロシア語能力は必要としません。
◆なるべく新聞等でロシアについての関心事項を拾い、講義に臨んでください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』(作品社)(ISBN:978-4861825804)
『プーチンの世界 ―「皇帝」になった工作員』(新潮社)(ISBN:978-4105070113)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小泉 悠
肩書き (公財)未来工学研究所特別研究員
プロフィール 1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。政治学修士。外務省専門分析員、世界経済国際関係研究所客員研究員などを経て、現職。専門はロシアの軍事・安全保障政策、宇宙政策など。主著に『軍事大国ロシア』(作品社、2016年)、『プーチンの国家戦略』(東京堂出版、2016年)等。
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