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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-23 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340410

「未完成」を遺した大作曲家たちの「謎」 モーツァルト「レクイエム」から、ショスタコーヴィチの幻のオペラまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月25日(木)~ 3月 8日(木)
講座回数
7回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
20,412円
定員
24
その他
ビジター価格 23,473円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・シューベルトの「未完成交響曲」やモーツァルトの「レクイエム」など未完成なのに演奏される曲が存在するのはなぜなのか、そもそも、なぜ「未完」になったのか。作曲の裏側を知り、理解を深める。
・音楽史上有名な未完成作品を通して、作曲家の人生を探求する。

【講義概要】
モーツァルトのレクイエム、シューベルトの交響曲第7番、ブルックナーの交響曲第9番、マーラーの交響曲第10番、プッチーニの「トゥーランドット」……これら名曲に共通するのは、「未完成なのに名曲として演奏されている」ことです。未完になったのは作曲家が力尽きたケースが多いのですが、シューベルトの「未完成交響曲」は、そうではありません。
なぜ未完になったのか。なぜ未完なのに名曲なのか。
普段見逃されている疑問を出発点に、「作曲」とはどういう工程を経て完成されるものなのか。音楽作品はどのようにして商品化されていったのか。
普通の音楽ではあまり重視されない観点から、音楽家たちの苦闘の歴史を振り返ります。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/25(木) モーツァルト「レクイエム」の謎 ―― 二重のゴーストライター事件
第2回 2018/ 2/ 1(木) シューベルト「未完成交響曲」の謎 ―― 映画になった美しい恋物語は事実なのか
第3回 2018/ 2/ 8(木) ブルックナー「交響曲第9番」の謎 ―― 完成していたのに未完成にさせられた理由
第4回 2018/ 2/15(木) ベートーヴェン「交響曲第10番」、チャイコフスキー「人生交響曲」の謎 ―― 本当の未完成
第5回 2018/ 2/22(木) マーラー「交響曲第10番」の謎 ――「第9のジンクス」はウソだった
第6回 2018/ 3/ 1(木) プッチーニ「トゥーランドット」の謎 ―― 書けなくなった理由、初演での「事件」とは
第7回 2018/ 3/ 8(木) ショスタコーヴィチ「オランゴ」の謎 ―― 問題作を封印した理由

備考

【ご受講に際して】
◆どの曲を扱うかは講義予定表にありますので、できれば聴いてから受講していただくと理解が深まると思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『未完成大作曲家たちの謎を読み解く』(角川SSC新書)※同書は現在品切れですが、電子版は購入できます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中川 右介
肩書き 作家、編集者(クラシックジャーナル編集長)
プロフィール 1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長として「クラシックジャーナル」、音楽家の評伝などを編集・発行(2014年まで)。音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲などの著書多数。著者に『カラヤンとフルトヴェングラー』『現代の名演奏家50』(幻冬舎新書)、『怖いクラシック』(NHK出版新書)、『歌舞伎 家と血と藝』(講談社現代新書)他。
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