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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-31 / 世界史 / 学内講座コード:340304

十字軍とは何か ― 多様な歴史的、現代的意味を考える ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 2日(金)~ 2月23日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
35
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・新しい研究動向を踏まえて、十字軍に関する基本的知識を得る。
・十字軍の多様性を理解する。
・十字軍の歴史的意味について検討する。
・十字軍と現代との関わりについて考える。

【講義概要】
十字軍はその名称を知らない人はいないほど著名な歴史的現象です。呼びかけたローマ教皇、これに応えて聖地を目指した偉大な皇帝や国王、貴族、騎士たち、民衆、彼らに対抗したイスラムの英傑たち、そして彼らが織り成した多くの出来事、十字軍というとそのようなことが思い浮かぶでしょう。しかし、長期にわたる事件であるために、漠然としたイメージをもつことはできても、それがどのようなものであったかを語るのは容易ではありません。しかも、最近の研究では、十字軍はパレスチナ地方だけではなく、スペインやプロイセン、バルト地域などにも送られたといいます。その一方で、現代でも十字軍という言葉が政治の舞台に登場することがあります。それはなぜなのでしょうか。本講義は、複雑で多面的な姿を示す十字軍という観点から、画像や映像なども用いて、聖地への十字軍とともに、それ以外の十字軍についても説明し、広い視野から十字軍に関する基本的な知識を得ることができるようにすることをめざします。また、それを踏まえて、十字軍の歴史的、現代的な意味を考えてみることにします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 2/ 2(金) 十字軍はなぜ、どのようにして始まったのか ― 第一回十字軍について
第2回 2018/ 2/ 9(金) 十字軍はどのように展開したのか ― 第二回十字軍から第七回十字軍まで
第3回 2018/ 2/16(金) 聖地以外に派遣された十字軍はあったのか ― 政治的十字軍と征服的十字軍
第4回 2018/ 2/23(金) 十字軍と近・現代世界 ― 十字軍の思想と記憶

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『北の十字軍 ―「ヨーロッパ」の北方拡大』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4062920339)
『十字軍の思想』(ちくま学芸文庫)(ISBN:978-4480097842)
『十字軍という聖戦』(日本放送出版協会)(ISBN:978-4140911051)
『アラブが見た十字軍』(ちくま学芸文庫)(ISBN:978-4480086150)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山内 進
肩書き 一橋大学名誉教授
プロフィール 1949年北海道生まれ。一橋大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。法学博士(一橋大学)。元一橋大学学長。専門分野は西洋法制史。著書に『掠奪の法観念史』(東京大学出版会)、『北の十字軍』(講談社)などがある。
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