大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・シニア世代に関する医学的知識と、そこから派生する医学社会的事項を理解すること。

【講義概要】
シニアのメンタルヘルス、医学的特徴や、罹りやすい病気などの概要を第一回、第二回でお話しします。
続きのセクションでは、シニアの大きな医療問題である、高血圧、感染症など、医学的見地のみならず社会的見地からも取り上げていきます。
最終回では、尊厳死に係る問題、法的な事柄などを取り上げます。
終活、尊厳死、医学、医療等、様々な角度から、シニア世代が知っておいてためになるトピックスを取り上げます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/12(金) シニア世代のメンタルヘルス
第2回 2018/ 1/19(金) シニアのからだ総論
第3回 2018/ 1/26(金) 知っておきたい感染症
第4回 2018/ 2/ 2(金) エビデンスに基づく医療（「高血圧」を一例にして）
第5回 2018/ 2/ 9(金) 長寿社会における死の3題話-過労死・安楽死・尊厳死を考える

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は、2月16日に補講をいたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ユーモアは老いと死の妙薬 』（講談社）（ISBN:978-4-062-07948-8）
『愛と死を見つめる対話 旅立ちの朝に』（青萠堂）（ISBN:978-4-921-19237-2）
『死とどう向き合うか』（日本放送出版協会）（ISBN:978-4-140-84045-0）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	木村 もりよ
肩書き	内科医・一般社団法人パブリックヘルス協議会代表理事
プロフィール	元厚生労働省医系技官。主に健康に関するデータ解析を行っている。著書に『厚生労働省崩壊』(講談社)、『辞めたいと思っているあなたへ』(PHP出版社)など。

名前	和田 秀樹
肩書き	精神科医
プロフィール	大阪府出身。東大医学部卒。受験アドバイザー、評論家、精神科医、教育思想家、臨床心理士、国際医療福祉大学大学院教授、映画監督、小説家、管理栄養士。ヒデキ・ワダ・インスティテュート、緑鐵受験指導ゼミナール代表。「受験のシンデレラ」でモナコ国際映画祭グランプリ受賞。

名前	佐々木 滋
肩書き	内科医
プロフィール	1967年三重県生まれ。名古屋市立大学医学部卒業後、小児心臓外科医を経て、外務技官(医務官)として在ブルキナファソ日本国大使館、および在アラブ首長国連邦日本国大使館へ。さらに厚生労働技官として、東京空港(羽田空港)検疫所支所に勤務。現在は、多摩市内の高齢者向け医療施設である天本病院にて、診療に従事。

名前	堀 成美
肩書き	国立研究開発法人国立国際医療研究センター感染症対策専門職
プロフィール	東京女子医大看護短期大学卒業。民間病院、公立病院の看護師を経て、国立感染症研究所 感染症実地疫学専門家養成プログラム修了。聖路加国際大学教員を経て2013年より現職。家庭、学校、医療、企業等の現場に必要な感染症対策の支援を行っている。

名前	関沢 洋一
肩書き	独立行政法人経済産業研究所上席研究員
プロフィール	1988年東京大学法学部卒業。2012年5月より現職。主な論文に「オンラインによる5分間認知行動療法と感情を受け入れるだけのマインドフルネス・エクササイズはうつ症状を軽減するか?-ランダム化比較試験による検証」RIETI Discussion Paper (野口玲美氏、宗未来氏、 山口創生氏、清水栄司氏との共著)がある。

名前	花見 忠
肩書き	弁護士
プロフィール	1953年、東大法学部卒。元上智大学法学部長。ルーヴァン大学、ハーヴァードロースクール等で客員教授をつとめる。2007年4月内閣府参与。一般社団法人パブリックヘルス協議会委員。『ILOと日本の団結権』(ダイヤモンド社1963)、『ドイツにおける労働組合と政治』(民主主義研究会 1963)、『労働政策』(日本労働研究機構 1999 労働通信教育講座)など著書多数。