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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-01 / 世界史 / 学内講座コード:330306

日本とドイツ ― 敗戦国の戦後処理をグローバル化時代から考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(火)~11月21日(火)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本とドイツ、両国の戦後処理(賠償と処罰)過程とその違いを、現代の視点から振り返り理解する。
・連合国全体の戦後処理構想と、その変節と実際の展開過程を理解する。

【講義概要】
日本とドイツはともに第二次世界大戦の敗戦国となり、その戦後の歩みはよく比較されてきた。一般的に、ドイツは被害国との戦後和解に成功したのに対し、日本は歴史問題を積み残したと言われることが多い。しかし、両国の戦後処理になぜ違いが生まれ、実際にどのように異なっているのか、そしてそもそも、連合国全体としてはどのような戦後処理構想に基づいて日本とドイツを一括して処理し、戦争が原理的に存在しないような世界を構築しようとしたのか、あまりよく知られていない。この授業では 、賠償・補償問題、戦争犯罪人の裁判、歴史認識など、同じテーマを、日独の専門家が毎週交代で講義する。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 戦後処理と賠償(日本)
第2回 2017/10/10(火) 戦後処理と賠償(ドイツ)
第3回 2017/10/17(火) 戦犯裁判(日本)
第4回 2017/10/24(火) 戦犯裁判(ドイツ)
第5回 2017/10/31(火) 戦場の性へのまなざし(日本)
第6回 2017/11/ 7(火) 戦場の性へのまなざし(ドイツ)
第7回 2017/11/14(火) 歴史認識と記憶(日本)
第8回 2017/11/21(火) 歴史認識と記憶(ドイツ)

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『〈和解〉のリアルポリティクス ― ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房)(ISBN:978-4622079217)
『過去の克服 ― ヒトラー後のドイツ』(白水社)(ISBN:978-4560083659)
『戦後日本の賠償問題と東アジア地域再編』(慈学社)(ISBN:978-4903425801)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 浅野 豊美
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1964年福島県生まれ。東京大学教養学部卒業後、同大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術・国際社会学)。専門分野は東アジア国際関係史、日本政治外交史、国際関係論。著書に『帝国日本の植民地法制 ― 法域統合と帝国秩序』(名古屋大学出版会)、『南洋群島と帝国・国際秩序』(慈学社出版)などがある。
名前 武井 彩佳
肩書き 学習院女子大学准教授
プロフィール 博士(文学、早稲田大学)。専門はドイツ現代史、エスニシティ研究、ホロコースト研究。著書に『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社)、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)、『<和解>のリアルポリティクス−ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房)など。
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