大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・生活文化から、イスラームの共通性と多様性を学びます。
・アジアの中のイスラーム的景観を、写真や都内の見学会を通して体感します。

【講義概要】
世界中に広がるムスリム・コミュニティでは、イスラームという普遍的な価値を共有しながら、同時に、それぞれの土地において、多様でしなやかな人びとの暮らしがあります。本講座では、日常生活の身近なトピックから、ムスリムの生活世界について学びます。実際にモノに触れ、見て、歩いて、食べて、経験を分かち合いながら、時に想像力を活かし、イスラームについての理解を深めていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/30(月) 生活様式としてのイスラーム　～暮らしのリズム
第2回 2017/11/ 6(月) 祈りの場所、集う場所　～モスク
第3回 2017/11/13(月) 見学会：モスクを訪ねる　
第4回 2017/11/20(月) ともに食べる、ともに暮らす　～現代日本の多文化社会

【ご受講に際して】
◆受講人数によってはグループワークを予定しています。席を移動していただくことこともあります。
◆見学会の交通費等は別途実費ご負担になります。
◆天候や道路状況等によって、見学会の日程が変更になる場合があります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本のモスク 』（山川出版社）（ISBN:978-4634474741）
『イスラームの日常世界』（岩波書店）（ISBN:978-4004301547）
『文化を食べる、文化を飲む』（ドメス出版）（ISBN:978-4810708325）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	砂井 紫里
肩書き	早稲田大学高等研究所助教、東洋大学講師
プロフィール	早稲田大学文学研究科修了、博士(文学)。専門は文化人類学。中国・台湾・マレーシア等でフィールドワークを実施。主な著書に『食卓から覗く中華世界とイスラーム』(めこん)、『Halal Matters』(共著)ほか。多様な文化や価値観をもつ人々がともに暮らす社会について受講者とともに考えていきたい。