大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ヤマト王権が成立し、本格的な外交が始まった古墳時代について、各地の古墳や集落の発掘調査成果をもとに検討する

【講義概要】
近年発掘された遺跡・遺物によって新たな古墳時代像を読み解いていく。各地の発掘調査成果をもとに、地方から見たヤマト王権像に注目して、講座を進めている。今期は、東北地方の古墳や横穴墓、舟形石棺、独特の葬送儀礼に用いられた石枕の展開をとりあげる。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 6(金) 東北の大型古墳(1)
第2回 2017/10/13(金) 東北の大型古墳(2)
第3回 2017/10/20(金) 横穴墓(1)
第4回 2017/10/27(金) 横穴墓(2)
第5回 2017/11/10(金) 舟形石棺と石枕
第6回 2017/11/17(金) 石枕と葬送儀礼

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版「古代の日本」　8　関東』（角川書店）（ISBN:4-04-522008-9）
『新版「古代の日本」　9　東北・北海道』（角川書店）（ISBN:4-04-522009-7）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	白井 久美子
肩書き	房総のむら博物館主任上席研究員
プロフィール	千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。千葉県教育庁文化課等に勤務し、埋蔵文化財調査に携わる。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了、学位取得(文学)。古墳時代の地域研究を通して列島史の新たな視点を説いている。著書に『最後の前方後円墳-龍角寺浅間山古墳』(新泉社)など。