講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-28 / 世界史 / 学内講座コード:130318
古代メソポタミア史 アマルナ書簡とその時代-民族紛争の起源を考える-
- 開催日
- 9月30日(土)~12月 9日(土)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
新王国時代のエジプトから出土した「アマルナ外交書簡」やヒッタイトの「ボアズキョイ文書」などの体系的な講読を通じて、前2千年紀後半に始まる西アジア全域で展開された国際外交のあり方や「事件史」としての歴史展開をより詳細に分析していきます。この時代が古代メソポタミア外交史の展開上、どのように位置付けることが出来るかを受講生とともに考えていきます。
【講義概要】
前2千年紀後半の大国時代に展開された国際外交のあり方を伝える資料として有名な「アマルナ書簡」は、当時の公式外交用語であった楔形文字(アッカド語)で書かれていました。前期に引き続き、シドンやティルス、ダマスカスなどからエジプトへ送られてきた書簡を講読しながら、当地で展開された局地的な抗争の実態やヘブライ・パレスティナ問題の起源を受講生とともに考察していきます。古代メソポタミア史初心者の方も歓迎いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 前期のまとめ・アマルナ史概観
第2回 2017/10/ 7(土) 「アマルナ書簡」を読む(1)・海洋都市間の抗争シドンとティルス(3)
第3回 2017/10/14(土) 「アマルナ書簡」を読む(2)・海洋都市べルータ(ベイルート)
第4回 2017/10/21(土) 「アマルナ書簡」を読む(3)・海洋都市アッカ(アッコ)
第5回 2017/10/28(土) 「アマルナ書簡」を読む(4)・海洋都市アララクとイドリミ王
第6回 2017/11/11(土) 「アマルナ書簡」を読む(5)・隊商都市ダマスカス
第7回 2017/11/18(土) 「アマルナ書簡」を読む(6)・隊商都市キドゥシュ(カデシュ)
第8回 2017/11/25(土) 「アマルナ書簡」を読む(7)・その他の小国
第9回 2017/12/ 2(土) 「アマルナ書簡」を読む(8)・アジルとシリア動乱(1)
第10回 2017/12/ 9(土) 「アマルナ書簡」を読む(9)・アジルとシリア動乱(2)
新王国時代のエジプトから出土した「アマルナ外交書簡」やヒッタイトの「ボアズキョイ文書」などの体系的な講読を通じて、前2千年紀後半に始まる西アジア全域で展開された国際外交のあり方や「事件史」としての歴史展開をより詳細に分析していきます。この時代が古代メソポタミア外交史の展開上、どのように位置付けることが出来るかを受講生とともに考えていきます。
【講義概要】
前2千年紀後半の大国時代に展開された国際外交のあり方を伝える資料として有名な「アマルナ書簡」は、当時の公式外交用語であった楔形文字(アッカド語)で書かれていました。前期に引き続き、シドンやティルス、ダマスカスなどからエジプトへ送られてきた書簡を講読しながら、当地で展開された局地的な抗争の実態やヘブライ・パレスティナ問題の起源を受講生とともに考察していきます。古代メソポタミア史初心者の方も歓迎いたします。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 前期のまとめ・アマルナ史概観
第2回 2017/10/ 7(土) 「アマルナ書簡」を読む(1)・海洋都市間の抗争シドンとティルス(3)
第3回 2017/10/14(土) 「アマルナ書簡」を読む(2)・海洋都市べルータ(ベイルート)
第4回 2017/10/21(土) 「アマルナ書簡」を読む(3)・海洋都市アッカ(アッコ)
第5回 2017/10/28(土) 「アマルナ書簡」を読む(4)・海洋都市アララクとイドリミ王
第6回 2017/11/11(土) 「アマルナ書簡」を読む(5)・隊商都市ダマスカス
第7回 2017/11/18(土) 「アマルナ書簡」を読む(6)・隊商都市キドゥシュ(カデシュ)
第8回 2017/11/25(土) 「アマルナ書簡」を読む(7)・その他の小国
第9回 2017/12/ 2(土) 「アマルナ書簡」を読む(8)・アジルとシリア動乱(1)
第10回 2017/12/ 9(土) 「アマルナ書簡」を読む(9)・アジルとシリア動乱(2)
備考
【ご受講に際して】
◆あらかじめ古代メソポタミア史・古代エジプト史に関する通史を読んでおかれるとさらに理解が深まると考えます。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4-634-64600-1)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆あらかじめ古代メソポタミア史・古代エジプト史に関する通史を読んでおかれるとさらに理解が深まると考えます。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4-634-64600-1)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 川崎 康司 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』ほか |