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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-01 / 世界史 / 学内講座コード:130317

古代メソポタミア アッシュルとエシュヌンナの関連文書を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(火)~12月 5日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
古バビロニア時代に急速に勃興した2つの都市国家―アッシュル(アッシリア)とエシュヌンナ―に注目し、王やその官吏、市民たちが書き残した書簡や法律関連資料を講読していきます。前2千年初頭に始まる動乱の時代においていかに国力を蓄え、南部バビロン市のライバル国にまで成長して行ったのかを、また、古バビロニア時代に始まる民営化の時代を市民たちはどう生き抜いたのかを、これら2都市国家の歴史的展開や繁栄のあり方を通して受講生の方とともに考えていきます。

【講義概要】
前期に引き続き、エシュヌンナ王国に関連する文書(テル・アスマル文書・テル・ハルマル文書など)を講読しながら受講生の方とその歴史の復元と「アムル人問題」に取り組んでいきます。また、「キュルテペ文書」や「エシュヌンナ法」を合わせて分析して、民間レベルでの当時の社会のあり方を資料から読み解いていきます(邦訳はプリントして毎回配布予定)。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 前期のまとめ:アッシュル市とエシュヌンナ市の歴史的展開(概観)
第2回 2017/10/10(火) エシュヌンナの領域支配:「エシュヌンナ法」(1)
第3回 2017/10/17(火) 「エシュヌンナ法」を読む(2)
第4回 2017/10/24(火) 「エシュヌンナ法」と「ハンムラビ法」の比較
第5回 2017/10/31(火) エシュヌンナの地方行政:「テル・ハルマル文書」を読む(1)
第6回 2017/11/ 7(火) 「テル・ハルマル文書」を読む(2)
第7回 2017/11/14(火) 「テル・ハルマル文書」を読む(3)
第8回 2017/11/21(火) 「キュルテペ文書」を読む(1):シャリム・アッシュル商会
第9回 2017/11/28(火) 「キュルテペ文書」を読む(2):シャリム・アッシュル商会
第10回 2017/12/ 5(火) 「キュルテペ文書」を読む(3):シャリム・アッシュル商会

備考

【ご受講に際して】
◆あらかじめ古代メソポタミア史に関する一般的な通史を読んでおくことをお勧めします。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(ISBN:978-4-634-64600-1)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』ほか
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