大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
エジプト学における文字資料の需要性やその背景を考えていきます。

【講義概要】
エジプト学研究では、考古学的調査と共に、文字資料の研究が極めて重要なものとなっています。本講座では、重要と思われる文字資料をとりあげ説明を加えていきます。とりあげる文字資料は以下のものを予定しています。セトとホルスの争い、ピラミッド・テキスト、教訓文学、シヌヘの物語、セド祭の碑文、アテン讃歌、死者の書、墓泥棒の裁判記録、オシリス神話。これらの文字資料は、エジプト学研究にとって極めて重要なものです。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/30(土) 古代エジプトの文字資料（導入）
第2回 2017/10/ 7(土) セトとホルスの争い
第3回 2017/10/14(土) ピラミッド・テキスト
第4回 2017/10/21(土) 教訓文学
第5回 2017/10/28(土) シヌヘの物語
第6回 2017/11/11(土) セド祭の碑文
第7回 2017/11/18(土) アテン讃歌
第8回 2017/11/25(土) 死者の書
第9回 2017/12/ 2(土) 墓泥棒の裁判記録
第10回 2017/12/ 9(土) オシリス神話

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	近藤 二郎
肩書き	早稲田大学教授、早稲田大学エジプト学研究所所長
プロフィール	東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1976年より40年間にわたりエジプト各地で発掘調査に従事。専門はエジプト学。著書に『ものの始まり50話』(岩波書店)、『エジプトの考古学』(同成社)ほか。現在、早稲田大学文学学術院教授、同大学エジプト学研究所所長、日本オリエント学会会長。