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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-27 / 文学 / 学内講座コード:130105

戦後文学の面白さ、『夏の花』『虫のいろいろ』『留学』他

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(金)~12月 1日(金)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けて来ました。よく知られた名作の他、改めて読むと興味深い隠れた作品にも照明を当てていきます。
・小説を読む面白さを探究すると共に、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意したいと思います。

【講義概要】
今年度の秋学期には戦後に書かれた作品のうち、それぞれの作者の世界が確立していく時期の見逃せない作品、ベテラン作家のこの時期の代表作を扱います。とりあげるのは、原民喜『夏の花』、野間宏『顔の中の赤い月』、尾崎一雄『虫のいろいろ』、林芙美子『水仙』と遠藤周作の長編です。原民喜・野間宏らは、戦争体験の中でどうその文学を作ったのでしょうか。遠藤周作は、連作長編『留学』でどういう魅力のある世界を打ち立てたのでしょうか。皆さんと共に、作品を読み込んでいきたいと思います。短篇4作を1冊に収録した文庫が出ています。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 9/29(金) 『夏の花』を読む
第2回 2017/10/ 6(金) 『顔の中の赤い月』を読む
第3回 2017/10/13(金) 『虫のいろいろ』を読む
第4回 2017/10/20(金) 『水仙』を読む
第5回 2017/11/10(金) 『留学』を読む
第6回 2017/11/17(金) その2
第7回 2017/11/24(金) その3
第8回 2017/12/ 1(金) その4

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『遠藤周作留学』(新潮文庫)(ISBN:978-4101123035)
『日本近代短篇小説選 昭和篇2』(岩波文庫)(ISBN:9784003119150)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
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