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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-26 / 世界史:経済 / 学内講座コード:340317

世界から見た日露戦争 『坂の上の雲』を国際金融市場から読み直す

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 2日(木)~ 2月23日(木)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日露両国債の価格動向から日露戦争を見直す。日本は本当に戦争に勝利したのか。
・鉄道や戦艦など技術史の側面から日露戦争の世界史に占める意義を問い直す。
・日露戦争における高橋是清の業績について知る。

【講義概要】
世界で何か紛争が起きれば、まず為替と世界の株価をチェックする人は多いでしょう。金融市場は世界の動向と密接な関係を持ち、事件に対する評価を冷徹な数字で瞬間に下します。ところがこれまで、歴史分析における証券価格は驚くほど軽視されてきました。今回は日露戦争当時、ロンドン金融市場に上場されていた日本およびロシア公債の市場価格を中心に日露戦争を見直す講義です。一般に信じられてきたことと数字が示す現実のギャップに驚くことになると思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/ 2(木) 金融の歴史 ― 金本位制度まで
第2回 2017/ 2/ 9(木) 陸上の戦い ― 鉄道と戦争
第3回 2017/ 2/16(木) 海上の戦い ― 戦艦の発達と日露戦争の意義
第4回 2017/ 2/23(木) 資金調達の戦い ― 日露戦争と証券価格

備考

【ご受講に際して】
◆小説(またはドラマでも)『坂の上の雲』程度の日露戦争に対する基本知識は必要です。教科書『日露戦争、資金調達の戦い』を事前に読了してあれば理解はさらに深まると思います。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日露戦争、資金調達の戦い ― 高橋是清と欧米バンカーたち』(新潮社)(ISBN:978-4106036996)

講師陣

名前 板谷 敏彦
肩書き 作家
プロフィール 20代にIHI造船部門から日興証券株式部門に転職、ウォール街勤務が長かった。その後複数の外資系証券幹部等を経てヘッジ・ファンドを設立。現在は作家として活動している。著書に『日露戦争、資金調達の戦い』、『金融の世界史』(新潮選書)があり、週刊エコノミストに「日本人のための第1次世界大戦史」全75回を連載中。講演、企業講師等多数。
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