講座詳細情報
申し込み締切日:2017-01-09 / 世界史 / 学内講座コード:340305
大英帝国(British Empire)の歴史 ― その発展、衰退、そして遺産 インドからカナダ、オーストラリアそしてアフリカへの拡大
- 開催日
- 1月16日(月)~ 2月20日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,826円
- 定員
- 54
- その他
- ビジター価格 13,608円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・19世紀全盛期を迎えた「大英帝国」(British Empire)は世界の覇権を握り、植民地支配による富は、Pax Britannica(イギリスによる平和)をもたらしました。その発展、衰退、そして今日に及ぶ「遺産」についてみなさんと考えていきます。
・春学期はインドを中心に考えましたが、今学期は他の地域についても考えます。
【講義概要】
18世紀イギリスは、13州アメリカ植民地を失い、帝国の発展はいったん頓挫したかに見えました。しかし、19世紀の英国はインド、アフリカ等に巨大な植民地を獲得し、全盛期にいたりました。この過程を学んでいきます。またかれらの植民地支配は終わりましたが、これを現代の英国人はどのように捉えているのでしょうか?
これはわれわれ日本人がしばしば迫られている「歴史認識」を考える上でも、有益でしょう。私の在英歴は合わせてすでに6年以上に及びますが、そこでの経験(と失敗)もおりおりお話しいたしましょう。
2016年度春学期に続き、イギリス帝国主義について学びます。今学期はカナダ、オーストラリアなどの白人入植植民地、アフリカ植民地も視野に入れます。また19世紀、20世紀に多く設置された「植民政策」学などを通じ、当時の帝国主義の見方を学ぶとともに、現代に生きる英国人にとっての「帝国」の意味を考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/16(月) 「大英帝国」British Empire とはなんだったのか?
第2回 2017/ 1/23(月) 植民地支配の実態 ― カナダ、オーストラリアなどから
第3回 2017/ 1/30(月) 植民地支配の実態 ― アフリカの場合
第4回 2017/ 2/ 6(月) 学問としての帝国主義、民衆からみた帝国主義
第5回 2017/ 2/20(月) われわれ日本人から見た「大英帝国」とはなんだったのか?
・19世紀全盛期を迎えた「大英帝国」(British Empire)は世界の覇権を握り、植民地支配による富は、Pax Britannica(イギリスによる平和)をもたらしました。その発展、衰退、そして今日に及ぶ「遺産」についてみなさんと考えていきます。
・春学期はインドを中心に考えましたが、今学期は他の地域についても考えます。
【講義概要】
18世紀イギリスは、13州アメリカ植民地を失い、帝国の発展はいったん頓挫したかに見えました。しかし、19世紀の英国はインド、アフリカ等に巨大な植民地を獲得し、全盛期にいたりました。この過程を学んでいきます。またかれらの植民地支配は終わりましたが、これを現代の英国人はどのように捉えているのでしょうか?
これはわれわれ日本人がしばしば迫られている「歴史認識」を考える上でも、有益でしょう。私の在英歴は合わせてすでに6年以上に及びますが、そこでの経験(と失敗)もおりおりお話しいたしましょう。
2016年度春学期に続き、イギリス帝国主義について学びます。今学期はカナダ、オーストラリアなどの白人入植植民地、アフリカ植民地も視野に入れます。また19世紀、20世紀に多く設置された「植民政策」学などを通じ、当時の帝国主義の見方を学ぶとともに、現代に生きる英国人にとっての「帝国」の意味を考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/16(月) 「大英帝国」British Empire とはなんだったのか?
第2回 2017/ 1/23(月) 植民地支配の実態 ― カナダ、オーストラリアなどから
第3回 2017/ 1/30(月) 植民地支配の実態 ― アフリカの場合
第4回 2017/ 2/ 6(月) 学問としての帝国主義、民衆からみた帝国主義
第5回 2017/ 2/20(月) われわれ日本人から見た「大英帝国」とはなんだったのか?
備考
【ご受講に際して】
◆2016年度春学期に受講された方は、理解をさらに深められると思いますが、今回新規に受講される方にも、ご理解いただける内容になっています。
◆2016年度春学期に受講された方は、理解をさらに深められると思いますが、今回新規に受講される方にも、ご理解いただける内容になっています。
講師陣
名前 | 松園 伸 |
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肩書き | 早稲田大学教授、英国王立歴史学会正会員(FRHistS) |
プロフィール | 1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院政治学研究科修士課程修了。1990年英国リーズ大学でPhD取得。英国王立歴史学会正会員(FRHistS)。 主著に『イギリス議会政治の形成 :「最初の政党時代」を中心に』、『産業社会の発展と議会政治 : 18世紀イギリス史』(いずれも早稲田大学出版部刊)などがある。 |