講座詳細情報
申し込み締切日:2017-01-05 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:240212
江戸町方珍事件録・抄 大江戸で起こった不思議な事件たち
- 開催日
- 1月12日(木)~ 3月 2日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 19,539円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 22,390円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・旧幕府引継書に収録されている『記事条例』雑之部を読む
・史料内容の分析を通じて、都市江戸の実態(江戸で暮らす人びとの様子)を理解していく
【講義概要】
旧江戸幕府引継書という膨大な行政文書群のなかに、『記事条例』という史料があります。この史料はさらに、幾つかの「部」に細分されています。しかし、そうした細分された、いずれの「部」にも当てはまらない事案・事件は、「雑之部」として一括的に収録されました。その「雑」の部をひもといてみると、不思議な事件や珍しい事件が多く、むしろ、ここに江戸の町の実態があるように思われます。そこで、当時の江戸人(岡本綺堂の半七親分や三浦老人)にでもなったつもりで、これらの事件について、追究してみましょう。
・旧幕府引継書に収録されている『記事条例』雑之部を読む
・史料内容の分析を通じて、都市江戸の実態(江戸で暮らす人びとの様子)を理解していく
【講義概要】
旧江戸幕府引継書という膨大な行政文書群のなかに、『記事条例』という史料があります。この史料はさらに、幾つかの「部」に細分されています。しかし、そうした細分された、いずれの「部」にも当てはまらない事案・事件は、「雑之部」として一括的に収録されました。その「雑」の部をひもといてみると、不思議な事件や珍しい事件が多く、むしろ、ここに江戸の町の実態があるように思われます。そこで、当時の江戸人(岡本綺堂の半七親分や三浦老人)にでもなったつもりで、これらの事件について、追究してみましょう。
備考
【ご受講に際して】
◆くずし字を読めることが望ましい。しかし、字を読むこと自体が目的ではなく、その行間を読み取ることが目的です。従って、くずし字が読めなくても全く問題はありません。むしろ、くずし字を読むことよりも、積極的に意見を出し合うことを目指しましょう。
◆くずし字を読めることが望ましい。しかし、字を読むこと自体が目的ではなく、その行間を読み取ることが目的です。従って、くずし字が読めなくても全く問題はありません。むしろ、くずし字を読むことよりも、積極的に意見を出し合うことを目指しましょう。
講師陣
名前 | 加藤 征治 |
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肩書き | 人間文化研究機構連携研究員 |
プロフィール | 1976年東京生まれ。博士(文学・総合研究大学院大学)。専攻は近世芸能史、近世都市構造、浮世絵研究。郵政博物館委員兼任。『見世物関係資料コレクション』(共編、2010)、『ライデン国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館所蔵 死絵』(共著、2016)などがある。 |