大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
現代医療を主流とする今日、ホリスティック的（部分的ではなく全体を包括的に捉える考え方）であるとして漢方医学がだいぶ知られるようになってきました。その漢方医学の考え方や教えのすばらしさを知ることでまたあらたな健康観を発見される事でしょう。

【講義概要】
漢方医学がホリスティック的といわれる理由は、大自然と小自然という観点から健康観や生理・病理を説いている事にあります。その漢方医学の病理や生理、健康観の基盤である自然観、それを説明するのが太極と陰陽・五行学説。その理論の論理的展開から、自然と人体全体、さらに人体全体と臓器や組織・器官などの部分と部分の関連性をとらえ、健康に対する概念、生理機能や病理機構を説いています。このような漢方医学の考え方を知っていただけたらと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/12(木) 漢方医学の究極の教え
第2回 2017/ 1/19(木) 対極と陰陽五行学説
第3回 2017/ 1/26(木) 臓腑学説
第4回 2017/ 2/ 2(木) 臓腑学説
第5回 2017/ 2/ 9(木) 病因論
第6回 2017/ 2/16(木) 病因論
第7回 2017/ 2/23(木) 三陰三陽論
第8回 2017/ 3/ 2(木) 三陰三陽論

【テキスト・参考図書】
参考図書
『漢方医学概論』（たにぐち書店）（ISBN:978-4925181143）※ご希望の方には、初回・最終回（予定）に教室にて販売いたします。
『いまだに知られていない健康のメカニズム』（たにぐち書店）※ご希望の方には、初回・最終回（予定）に教室にて販売いたします。
『100歳まで元気に生きるコツ』（たにぐち書店）※ご希望の方には、初回・最終回（予定）に教室にて販売いたします。

名前	織田 啓成
肩書き	薬剤師・鍼灸師
プロフィール	東京都生まれ。東京薬科大学卒業。専攻分野は漢方医学(漢方薬・針灸医学)。現在は、薬剤師・鍼灸師、元衛星テレビ「暮らしの中の漢方」講師、丹平漢方専任講師、埼玉県療術師会専任講師として活動している。著書に、『手の反射療法』、『足裏の反射療法』、『顔の反射療法』、『漢方医学概論』、『経路相関論』、『健康のメカニズム』、『大往生のための健康読本』などがある。