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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-05 / 芸術・文化 / 学内講座コード:140401

演劇博物館を歩く― 早稲田大学演劇博物館連携講座 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(木)~ 2月 2日(木)
講座回数
4回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
 - 
定員
30
その他
ビジター価格 0円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
演劇博物館は、早稲田大学が世界に誇る演劇資料の宝庫です。私立の博物館としても、90年近い歴史を持つものは国内でも稀です。演劇博物館の歴史と沿革を知ることで、現在の演劇博物館の展示をより楽しんでいただけることをめざします。
2016年がシェイクスピア没後400年にあたることから、今回はに重点を置いてご紹介します。

【講義概要】
没後80年をこえた坪内逍遙は、2015年には芝居にも描かれ、2018年の演劇博物館90周年に向けて、さらなる注目を集めようとしています。文学界に新風を巻き起こし、歌舞伎戯曲に大きなスケールの新作を持ち込み、日本舞踊界の改革をこころざし、新劇の草創期を担って女優を育成し、役者絵の研究に先鞭をつけました。児童劇や野外劇にも触手をのばし、京舞や宝塚歌劇をいち早く認めた先見の明でも知られています。そして畢生の大事業、シェイクスピア全戯曲の翻訳完成は、逍遙以後の約90年間で成し遂げたのは小田島雄志氏ただ一人という、文字通りの偉業です。その破天荒なまでのスケールの大きさを体現しているものこそ、演劇博物館の建築といえましょう。
全4回の内2回は、現在の演劇博物館の実地見学に宛てます。常設展がどのように成り立っているかなど、展示の裏ばなしなども予定しています。
演劇博物館の来し方と未来、展示している表と収蔵している裏面など、さまざまな観点から演劇博物館を語り尽くします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/12(木) 坪内逍遙という巨人、その水脈(担当:児玉)
第2回 2017/ 1/19(木) 展示うらおもて(様々なコレクション/担当:児玉)
第3回 2017/ 1/26(木) 演劇博物館見学(企画展示室を中心に/担当:寺田)
第4回 2017/ 2/ 2(木) 演劇博物館見学(歌右衛門記念室・常設展示を中心に/担当:寺田)

備考

【ご受講に際して】
◆2015年度冬講座『演劇博物館を歩く』とほぼ同じ内容の講座です。

講師陣

名前 児玉 竜一
肩書き 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長
プロフィール 昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早大助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』、共編著に『カブキ・ハンドブック』、『映画のなかの古典芸能』など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長。
名前 寺田 詩麻
肩書き 早稲田大学講師、演劇博物館招聘研究員
プロフィール 1972年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同文学研究科博士後期課程を単位取得満期退学。専門は近代以降の歌舞伎について。主な共著に『歌舞伎登場人物事典』(白水社)、『井上ひさしの演劇』(翰林書房)など。
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