講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-10 / 文学 / 学内講座コード:140104
『とりかへばや』から学ぶ王朝物語
- 開催日
- 2月17日(金)~ 3月10日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。
・平安末期だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自な物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。
【講義概要】
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、女装に戻った女君が新たな一歩を踏み出し、次第に大団円に向けて物語が動き始める部分を読みます。こんな『とりかへばや』を読み、その魅力をとらえつつ、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/17(金) 女装に戻った女君の苦悩
第2回 2017/ 2/24(金) 救いを求める女君
第3回 2017/ 3/ 3(金) 思いがけない救いの手
第4回 2017/ 3/10(金) 女君に兆す希望
・平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。
・平安末期だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自な物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。
【講義概要】
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、女装に戻った女君が新たな一歩を踏み出し、次第に大団円に向けて物語が動き始める部分を読みます。こんな『とりかへばや』を読み、その魅力をとらえつつ、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/17(金) 女装に戻った女君の苦悩
第2回 2017/ 2/24(金) 救いを求める女君
第3回 2017/ 3/ 3(金) 思いがけない救いの手
第4回 2017/ 3/10(金) 女君に兆す希望
備考
【ご受講に際して】
◆2016年度夏学期の同名講座からの続きになりますが、ストーリーはきわめて明快ですので、今回が初めての御受講でも、差し支えはありません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館 新編日本古典文学全集)(ISBN:978-4096580394)P.380前後(2016夏講座の続きから)~
◆2016年度夏学期の同名講座からの続きになりますが、ストーリーはきわめて明快ですので、今回が初めての御受講でも、差し支えはありません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館 新編日本古典文学全集)(ISBN:978-4096580394)P.380前後(2016夏講座の続きから)~
講師陣
名前 | 鈴木 泰恵 |
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肩書き | 岐阜女子大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学教育学部を卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は中古・中世の王朝物語文学。著書に『狭衣物語/批評』(翰林書房)、『国語教育とテクスト論』(共編著、ひつじ書房)などがある。 |