講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-21 / 芸術・文化 / 学内講座コード:330406
若冲とその時代
- 開催日
- 9月28日(水)~10月26日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,826円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 13,608円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・伊藤若冲(1716―1800)の芸術がどのようにして形成され、どのような特徴を持つのか、過去と同時代の美術を参照しながら、理解を深めたいと思います。
・若冲の生涯に沿って、彼の作り出した造形と当時の社会とを関連づけつつ考えてみます。
【講義概要】
若冲の絵画は、江戸時代中期に長崎から上方へと広まった新しい中国文化との接触なしには生まれなかったでしょう。最初の回にはその流行の原因と実態について説明します。2回目以降は、およそ彼の生涯をたどりながら、京都の寺院の布教策や伝来の古画、商品経済の発達などが、その造形をどう育んだのか、考察します。「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)が中心ですが、それ以外の作品も精選して、なるべく最新の研究に基づく知見を披露します。
(1)中国コンテンポラリー・アートの衝撃 ―― 長崎から京都へ
(2)若冲の生い立ちと初期作品
(3)「動植綵絵」
(4)水墨画・版画・石像
(5)「仙人掌群鶏図」と晩年作
・伊藤若冲(1716―1800)の芸術がどのようにして形成され、どのような特徴を持つのか、過去と同時代の美術を参照しながら、理解を深めたいと思います。
・若冲の生涯に沿って、彼の作り出した造形と当時の社会とを関連づけつつ考えてみます。
【講義概要】
若冲の絵画は、江戸時代中期に長崎から上方へと広まった新しい中国文化との接触なしには生まれなかったでしょう。最初の回にはその流行の原因と実態について説明します。2回目以降は、およそ彼の生涯をたどりながら、京都の寺院の布教策や伝来の古画、商品経済の発達などが、その造形をどう育んだのか、考察します。「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)が中心ですが、それ以外の作品も精選して、なるべく最新の研究に基づく知見を披露します。
(1)中国コンテンポラリー・アートの衝撃 ―― 長崎から京都へ
(2)若冲の生い立ちと初期作品
(3)「動植綵絵」
(4)水墨画・版画・石像
(5)「仙人掌群鶏図」と晩年作
備考
【ご受講に際して】
◆「若冲展」(東京都美術館)をご覧になった方、観られなかった方にもお勧めします(並ばずに入れます)。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『もっと知りたい伊藤若冲 — 生涯と作品【改訂版】』(東京美術)(ISBN:978-4808709341)
『若冲』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4062923231)
◆「若冲展」(東京都美術館)をご覧になった方、観られなかった方にもお勧めします(並ばずに入れます)。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『もっと知りたい伊藤若冲 — 生涯と作品【改訂版】』(東京美術)(ISBN:978-4808709341)
『若冲』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4062923231)
講師陣
名前 | 佐藤 康宏 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館、文化庁美術工芸課を経て現職。日本美術史、特に江戸時代の絵画史を専攻。著書に『講座日本美術史』(共著、東京大学出版会)、『伊藤若冲』(東京美術)、『日本美術史』(放送大学教育振興会)などがある。 |