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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-24 / その他教養 / 学内講座コード:230611

ワインという文化、思想としてのワイン ワインからみた飲食の歴史社会学

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(土)~12月10日(土)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・フランスを中心としたワイン文化の歴史を批判的に(距離をとって)理解する。
・日本におけるワインの受容と変容を歴史的社会学的に学ぶ。
・ワインのある食卓の意味と役割を考える。

【講義概要】
フランスでは、ワインはどのような社会的役割をもち、どのようにイメージされ、価値づけられているのでしょうか。それらを歴史的に考えます。その際、適宜日本と比較して、両者の隔たりを検討します。ワインから西洋の文化全体が見えてくるはずです。さらにそれをふまえ、ワインを中心とした日本の飲食文化を歴史的に概観し、その特質を社会学的に検討します。ここでもワインから日本の飲食文化、いや文化そのものの特質と独自性が見えてくるでしょう。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 1(土) 西洋においてワインは複合的で重層的なイメージをもっている
第2回 2016/10/ 8(土) ワインは土地の表現として作られ評価される
第3回 2016/10/15(土) ワインが土地の産物 地酒であることを保証し評価する制度がある
第4回 2016/10/22(土) ワインは人間が土地に働きかけた表現だ
第5回 2016/10/29(土) ワインにはさまざまなレベルで人間の意志が作用する
第6回 2016/11/12(土) シャンパーニュがワイン生産とワイン消費になげかける問題
第7回 2016/11/19(土) 日本産のワインが美味しくなりだしたわけ
第8回 2016/11/26(土) 食事がワインを変える
第9回 2016/12/ 3(土) ワインが食事を変える
第10回 2016/12/10(土) 日本でのワイン受容と生産の可能性を考える

備考

【ご受講に際して】
◆ワインが好きな方が受講されることを希望します。さらに、まだワインを飲んだことがないけれど、これからワインを飲んでみたいという方も大歓迎です。この講座を受けることで、興味と関心がさらに増し、ワインを飲みたくなることでしょう。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新・ワイン学入門』(集英社インターナショナル)
『ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて』(中公新書)
『フランスワイン文化史全書 ― ぶどう畑とワインの歴史』(国書刊行会)
『ワインと風土 ― 歴史地理学的考察』(人文書院)

講師陣

名前 福田 育弘
肩書き 早稲田大学 教授
プロフィール 1955年名古屋生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程フランス文学専攻中退。フランス政府給費留学生としてパリ第3大学博士課程に3年間留学。専門は飲食の社会史・社会学。著書に、『「飲食」というレッスン』『新・ワイン学入門』、訳書に『ワインと風土』『フランスワイン文化史全書』などがある。
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