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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-26 / 文学 / 学内講座コード:230102

東京ー街・人・文学ー

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(月)~11月28日(月)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
19,539円
定員
50
その他
ビジター価格 22,390円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・東京の東半分は、隅田川周辺に広がる、いわゆる下町の世界です。そこには、明治以降現在に至るまで、さまざまな作家が住み、またその地域の特色を生かした作品が描かれて来ました。地名一つを耳にしただけで、そこから不思議な想像力が広がるのです。そうした視点を十分に生かしたいと思います。
・今年度の春学期から、隅田川周辺に限定せず、広く東京の下町を扱った作品、山の手や東京周辺との関連で論ずることのできる作品にまで視野を広げ、新たな視点から、そうした作品に照明を当て、東京に根差した文学の魅力を探って行きたいと思います。
・よく知られた名作はもちろん、余り照明を当てられていない隠れた作品をも、積極的に紹介していきたいと思います。

【講義概要】
各回講義をご覧ください。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 3(月) 「濹東綺譚」成立前夜
第2回 2016/10/17(月) 小栗風葉「深川女房」
第3回 2016/10/24(月) 岡本綺堂「箕輪の心中」
第4回 2016/10/31(月) 芝木好子「洲崎パラダイス」(昭和30)について
第5回 2016/11/ 7(月) 市電から見える明治の東京
第6回 2016/11/14(月) 隅田のお花見 谷崎潤一郎「幇間」と芥川龍之介「ひよつとこ」をめぐって
第7回 2016/11/21(月) 宇野浩二「子を貸し屋」
第8回 2016/11/28(月) 水上滝太郎「銀座復興」を読む

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『社会情報の論点 (ソシオ情報シリーズ8)』(一藝社)所収橋詰静子「『洲崎パラダイス』、特飲街の女の生命観」【第4回講義 参考図書】

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
名前 宗像 和重
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1953年福島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻後期課程満期退学。現在、早稲田大学文学学術院。専攻は日本近代文学。著書に『投書家時代の森?外』(岩波書店)など。
名前 橋詰 静子
肩書き 目白大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学・同大学院修士課程卒業、日本女子大学博士課程後期課程満期退学。早稲田大学非常勤講師を経て、目白学園女子短期大学教授・目白大学社会学部社会情報学科教授、2015年7月から現職。著書『透谷詩考』(国文社)『富士山トポグラフィー』(一藝社)『ヒト・モノ・コトバー明治からの文化誌』(三弥井書店)『校本北村透谷詩集』(オンデマンド)など。
名前 石割 透
肩書き 駒澤大学名誉教授
プロフィール 1945年京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得修了。専門分野は日本近代文学。「芥川龍之介全集」、「芥川龍之介資料集」共同編集の他、著書「芥川龍之介初期作品の展開」(有精堂出版)、編著書「芥川龍之介書簡集」「芥川龍之介随筆集」(岩波文庫)「ジャズ」(ゆまに書房)などがある。
名前 柳沢 孝子
肩書き 開智国際大学教授
プロフィール 早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士課程満期退学。牧野信一・宇野浩二など昭和初期の私小説系統の作家を中心に研究。著書は『牧野信一』(小沢書店)、『私小説の諸相』(双文社出版)など。
名前 山田 俊治
肩書き 横浜市立大学名誉教授
プロフィール 1950年生まれ。早稲田大学教育学部卒。同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。日本近代文学専攻。著書に『有島武郎〈作家〉の生成』、『大衆新聞がつくる明治の〈日本〉』などがある。
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