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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-22 / 世界史 / 学内講座コード:130332

中国茶碗と茶器の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(木)~12月 8日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・喫茶のための茶碗は中国で生まれ、初期には遣唐使によってわが国にもたらされたことを学ぶ。
・なかでも越窯の茶碗は中心的存在で、遊牧民の遼・金を経由して高麗青磁が生まれ、やがて我が国の博多に貿易されたことを理解する。

【講義概要】
中国から日本への喫茶文化は、現在の浙江省寧波の港からもたらされた。地域最大の窯場である越窯の茶器は、古代日本に貿易されていた。越窯の発展とともに多くの茶樹は中国国内だけでなく広く世界に向け貿易されたが、遊牧民の遼・金へは茶と共に交誼の品としてもたらされる。やがて朝鮮半島では越窯秘色瓷を模倣した高麗青磁が生まれ、我が国博多へは中国からだけでなく朝鮮からも茶器の貿易が行われるようになる。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/29(木) 古代日本にもたらされた茶具
第2回 2016/10/ 6(木) 越窯(1) 遣唐使と越窯
第3回 2016/10/13(木) 越窯(2) 越窯と甌窯
第4回 2016/10/20(木) 越窯(3) 越国の北宋帰順と秘色瓷
第5回 2016/10/27(木) 越窯(4) 東窯と耀州窯
第6回 2016/11/10(木) 越窯(5) 北宋官窯と高麗青磁
第7回 2016/11/17(木) 越窯(6) 越窯と博多出土品について
第8回 2016/11/24(木) 櫛描紋青瓷(1) 生産窯とその歴史
第9回 2016/12/ 1(木) 櫛描紋青瓷(2) 北苑出土品と龍泉窯
第10回 2016/12/ 8(木) 櫛描紋青瓷(3) 井戸茶碗と茶の湯文化

講師陣

名前 水上 和則
肩書き 専修大学講師
プロフィール 愛知県常滑市生まれ。東京藝術大学大学院陶芸専攻修了後、中央工芸美術学院に留学。博士(文化財・東京藝術大学)。法政大学中国古代物質文化研究所特任研究員。文化財科学より、中国陶瓷技法史・日中陶瓷技法交流の研究を行う。著書に、『釉調合の基礎講座』(岩崎美術)・『中国茶碗の考古学』(勉誠出版)などがある。
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