講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-23 / 文学 / 学内講座コード:130105
大正文学の面白さ、『和解』『銀の匙』『性に眼覚める頃』他
- 開催日
- 9月30日(金)~12月 2日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 18,922円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 21,773円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けて来ました。よく知られた名作の他、改めて読むと興味深い隠れた作品にも照明を当てていきます。
・小説を読む面白さを探究すると共に、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意したいと思います。
【講義概要】
今年度の秋学期には大正期に書かれた作品のうち、それぞれの作者の世界が確立していく時期の、見逃せない作品を扱います。志賀直哉は、父との確執の中で、どうその文学を作ったのでしょうか。中勘助の『銀の匙』は、漱石にもほめられた名作ですが、どういう情感が言葉で定着されているのでしょうか。詩人から小説家へ変貌していく時期の室生犀星の自伝的作品には、どういう魅力が隠されているのでしょうか。皆さんと共に、作品を読み込んでいきたいと思います。
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けて来ました。よく知られた名作の他、改めて読むと興味深い隠れた作品にも照明を当てていきます。
・小説を読む面白さを探究すると共に、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意したいと思います。
【講義概要】
今年度の秋学期には大正期に書かれた作品のうち、それぞれの作者の世界が確立していく時期の、見逃せない作品を扱います。志賀直哉は、父との確執の中で、どうその文学を作ったのでしょうか。中勘助の『銀の匙』は、漱石にもほめられた名作ですが、どういう情感が言葉で定着されているのでしょうか。詩人から小説家へ変貌していく時期の室生犀星の自伝的作品には、どういう魅力が隠されているのでしょうか。皆さんと共に、作品を読み込んでいきたいと思います。
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『和解』(新潮文庫)(ISBN:978-4101030012)
『銀の匙』(岩波文庫)(ISBN:978-4003105115)
参考図書
『或る少女の死まで他二篇』(岩波文庫)(ISBN:4-00-3 10661-X)絶版のため参考図書に変更
【備考】
パンフレット記載のテキストに変更がございます。『或る少女の死まで他二篇』(岩波文庫)は入手困難のため参考図書に変更し、講座中にコピーを配布いたします。他の2点、『和解』(新潮文庫)および『銀の匙』(岩波文庫)はパンフレットの通りテキストに指定いたします。
テキスト
『和解』(新潮文庫)(ISBN:978-4101030012)
『銀の匙』(岩波文庫)(ISBN:978-4003105115)
参考図書
『或る少女の死まで他二篇』(岩波文庫)(ISBN:4-00-3 10661-X)絶版のため参考図書に変更
【備考】
パンフレット記載のテキストに変更がございます。『或る少女の死まで他二篇』(岩波文庫)は入手困難のため参考図書に変更し、講座中にコピーを配布いたします。他の2点、『和解』(新潮文庫)および『銀の匙』(岩波文庫)はパンフレットの通りテキストに指定いたします。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。 |