講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-02 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:320707
活断層と我々の生活 活断層の実態を知り、風評を乗り越えて防災に役立てよう
- 開催日
- 7月 9日(土)~ 7月30日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・活断層に関する知識を修得し、風評を排して、生活上の適切な判断ができるようにする。
・活断層を怖がるのではなく、我々の生活にどのように関係しているかを理解し、共生の道を探る。
・自然のメカニズムを学んで、自然災害に対して適切な対応ができるようにする。
【講義概要】
活断層は大地震を引き起こすので、危険な存在であることは確かである。多くの人がその存在に恐怖を感じている。だが、本当に活断層はそんなに危ないものなのだろうか。実態を知らないまま、多くの人が危険と思い込んでいるのではないだろうか。これが進むと活断層の活動ではなく、風評によって多くの人が迷惑や被害を被るようになる。それを防ぐためには、活断層や地震などの自然現象についての理解を深める必要がある。活断層は平野や盆地の形成に深く関連しており、我々の日々の生活とは切り離せないものなのである。その実態を知って適切な共生の道を探ることが、安全・安心な社会の構築に重要である。これらについて4回に分けて講義を行う。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 9(土) 活断層とは何か。地形地質との関係、地震との関係。日本の活断層分布。再来間隔と発生確率。
第2回 2016/ 7/16(土) 活断層が引き起こす災害。誤解されている活断層。活断層が動くとどんなことが起きるのか。過去の事例から検討する。
第3回 2016/ 7/23(土) 活断層と我々の生活。災害の元凶だけでは無い。我々の生活の土台である、平野・盆地を造る活断層。
第4回 2016/ 7/30(土) 原子力規制と活断層。原子力発電所が再稼働できない原因の一つは、活断層の評価の問題にある。そこではどのような検討がされているのか。
・活断層に関する知識を修得し、風評を排して、生活上の適切な判断ができるようにする。
・活断層を怖がるのではなく、我々の生活にどのように関係しているかを理解し、共生の道を探る。
・自然のメカニズムを学んで、自然災害に対して適切な対応ができるようにする。
【講義概要】
活断層は大地震を引き起こすので、危険な存在であることは確かである。多くの人がその存在に恐怖を感じている。だが、本当に活断層はそんなに危ないものなのだろうか。実態を知らないまま、多くの人が危険と思い込んでいるのではないだろうか。これが進むと活断層の活動ではなく、風評によって多くの人が迷惑や被害を被るようになる。それを防ぐためには、活断層や地震などの自然現象についての理解を深める必要がある。活断層は平野や盆地の形成に深く関連しており、我々の日々の生活とは切り離せないものなのである。その実態を知って適切な共生の道を探ることが、安全・安心な社会の構築に重要である。これらについて4回に分けて講義を行う。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 9(土) 活断層とは何か。地形地質との関係、地震との関係。日本の活断層分布。再来間隔と発生確率。
第2回 2016/ 7/16(土) 活断層が引き起こす災害。誤解されている活断層。活断層が動くとどんなことが起きるのか。過去の事例から検討する。
第3回 2016/ 7/23(土) 活断層と我々の生活。災害の元凶だけでは無い。我々の生活の土台である、平野・盆地を造る活断層。
第4回 2016/ 7/30(土) 原子力規制と活断層。原子力発電所が再稼働できない原因の一つは、活断層の評価の問題にある。そこではどのような検討がされているのか。
講師陣
名前 | 山崎 晴雄 |
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肩書き | 首都大学東京名誉教授 |
プロフィール | 1951年東京都調布市生まれ。東京都立大学理学部卒業後、同大学院修士課程修了。1976年通産省の研究所である地質調査所入所。立川断層や国府津-松田断層などの活断層を始めとして、南関東―伊豆地域の地殻変動、地質構造発達を中心に研究してきた。著書に『活断層とは何か』(共著、東京大学出版会)などがある。 |