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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-06 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:320212

占領期の文化 映画・スポーツ・漫画から見る占領期

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月13日(水)~ 8月31日(水)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,191円
定員
30
その他
ビジター価格 16,330円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦後日本の進んでいくべき道を示した占領期の文化を再検討し、占領政策との関連を考える。
・劇映画や漫画などが単なる娯楽の提供だけでなく民主化促進の道具でもあったことを考える。
・戦後スポーツ界の改革もまた占領政策と無縁ではなかったという事実を考える。

【講義概要】
敗戦後、アメリカ占領下の日本では、戦時中の軍国主義的な傾向を一掃し、日本人を民主主義的な国民へと再教育していくための徹底的な改革が行なわれた。映画や漫画などの視覚文化は、一見単なる息抜きの娯楽のように思えるが、実際には民主化促進の道具として利用され、また軍国主義的要素が厳しく統制された。スポーツもまた、野球の復興が推進された一方、国家主義と結びついていた武道や相撲などは科学的なスポーツへと改革された。本講義では六回に亘って占領期の文化の諸相を明らかにする。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 占領期のアメリカ映画 ―“アメリカ映画は文化の泉。娯楽の王者”
第2回 2016/ 7/20(水) 占領期の日本映画への指導・統制 ― チャンバラ禁止から接吻映画まで
第3回 2016/ 7/27(水) 占領期の漫画(1) ― 手塚治虫の登場とストーリーマンガ
第4回 2016/ 8/ 3(水) 占領期の漫画(2) ― コミック版「J・ロビンソン物語」を用いたアメリカの文化外交政策
第5回 2016/ 8/24(水) 占領期のスポーツ(1) ― ベースボールを通じての民主化
第6回 2016/ 8/31(水) 占領期のスポーツ(2) ― 武道・相撲・拳闘の改革

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『占領期雑誌資料大系 大衆文化編(1)虚脱からの目覚め』(岩波書店)(ISBN:978-4000282413)
『占領期雑誌資料大系 大衆文化編(2)デモクラシー旋風』(岩波書店)(ISBN:978-4000282420)
『占領期雑誌資料大系 大衆文化編(3)アメリカへの憧憬』(岩波書店)(ISBN:978-4000282437)
『占領期雑誌資料大系 大衆文化編(4)躍動する肉体』(岩波書店)(ISBN:978-4000282444)
『占領期雑誌資料大系 大衆文化編(5)占領から戦後へ』(岩波書店)(ISBN:978-4000282451)

講師陣

名前 谷川 建司
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1962年東京都生まれ。日本ヘラルド映画(株)勤務を経て、1992年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。その後、一橋大学大学院社会学で博士号を取得。2003年より茨城大学人文学部助教授、2005年に早稲田大学政治経済学術院に移籍。
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