講座詳細情報
申し込み締切日:2016-06-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120413
じっくりジョルジュ・ド・ラ・トゥール
- 開催日
- 7月 7日(木)~ 7月28日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
17世紀フランス古典主義を代表する画家、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。同時代の鋭い写実と明暗表現を受け継ぎながら、卑俗な対象にすら瞑想的雰囲気をまとわせる風俗画、深い精神性を宿した宗教画など、独特の世界を確立した画家の特徴を把握し、その神秘性・独自性を考察します。
【講義概要】
ラ・トゥールは、17世紀ロレーヌ地方で活躍しながら死後急速に忘れ去られ、20世紀初めに再び陽の目をみた画家です。前半生のカラヴァッジョ風風俗画から、やがて蝋燭の光を効果的に用いた、きわめて独創的で厳格な宗教画に至ります。未だ不明な点も多く、現存する作品も60点程度と少ないものの、故国フランスではフェルメール的人気を誇る画家といっても過言ではありません。近年の研究を踏まえ、彼の作品を辿りつつ、その特徴を考察し、人気の理由に迫ります。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 7(木) バロック美術とジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第2回 2016/ 7/14(木) フランス古典主義とジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第3回 2016/ 7/21(木) 風俗画・夜景画・宗教画
第4回 2016/ 7/28(木) ラ・トゥールはフェルメールになりうるか
17世紀フランス古典主義を代表する画家、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。同時代の鋭い写実と明暗表現を受け継ぎながら、卑俗な対象にすら瞑想的雰囲気をまとわせる風俗画、深い精神性を宿した宗教画など、独特の世界を確立した画家の特徴を把握し、その神秘性・独自性を考察します。
【講義概要】
ラ・トゥールは、17世紀ロレーヌ地方で活躍しながら死後急速に忘れ去られ、20世紀初めに再び陽の目をみた画家です。前半生のカラヴァッジョ風風俗画から、やがて蝋燭の光を効果的に用いた、きわめて独創的で厳格な宗教画に至ります。未だ不明な点も多く、現存する作品も60点程度と少ないものの、故国フランスではフェルメール的人気を誇る画家といっても過言ではありません。近年の研究を踏まえ、彼の作品を辿りつつ、その特徴を考察し、人気の理由に迫ります。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 7(木) バロック美術とジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第2回 2016/ 7/14(木) フランス古典主義とジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第3回 2016/ 7/21(木) 風俗画・夜景画・宗教画
第4回 2016/ 7/28(木) ラ・トゥールはフェルメールになりうるか
講師陣
名前 | 真野 宏子 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西洋美術史および芸術学。訳書に『エドヴァルト・ムンク』、『トゥールーズ・ロートレック』(PARCO出版)など。 |