講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-06 / 文学 / 学内講座コード:120001
日本の心 島根を描く作家たち
- 開催日
- 7月13日(水)~ 8月10日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 5,400円
- 定員
- 150
- その他
- ビジター価格 5,670円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
島根の文学史は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の「八雲立つ出雲八重垣……」の和歌発祥に始まり、柿本人麻呂の石見相聞歌、そして『古事記』『出雲国風土記』の、気宇壮大な神話の世界へと展開します。この地の人々は、豊かな自然と早くから大陸や半島との交流でもたらされた開かれた精神や文物により、感受性をみがき、創造の意欲を育んできました。来遊の作家はそれに触れ、さらなる展開をして名作をものにしました。本講座では、そうした歴史と文化の上に花開いた近代や現代の作家の著作、また今日の作家たちが新たな視点で描く作品を通して、島根の魅力に迫ります。なお、この講座は、島根県、早稲田大学国際言語研究所の協力をえて行われます。
コーディネーター: 高橋一清((一社)松江観光協会観光文化プロデューサー)・池田雅之(早稲田大学国際言語研究所長)
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 旅人としての島根
第2回 2016/ 7/20(水) 八雲文学における節夫人の功績
第3回 2016/ 7/27(水) 紀行文の名作に描かれた島根
第4回 2016/ 8/ 3(水) 小泉八雲の『日本の面影II』を旅する
第5回 2016/ 8/10(水) 国宝松江城を造った武将 堀尾吉晴の生涯
島根の文学史は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の「八雲立つ出雲八重垣……」の和歌発祥に始まり、柿本人麻呂の石見相聞歌、そして『古事記』『出雲国風土記』の、気宇壮大な神話の世界へと展開します。この地の人々は、豊かな自然と早くから大陸や半島との交流でもたらされた開かれた精神や文物により、感受性をみがき、創造の意欲を育んできました。来遊の作家はそれに触れ、さらなる展開をして名作をものにしました。本講座では、そうした歴史と文化の上に花開いた近代や現代の作家の著作、また今日の作家たちが新たな視点で描く作品を通して、島根の魅力に迫ります。なお、この講座は、島根県、早稲田大学国際言語研究所の協力をえて行われます。
コーディネーター: 高橋一清((一社)松江観光協会観光文化プロデューサー)・池田雅之(早稲田大学国際言語研究所長)
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 旅人としての島根
第2回 2016/ 7/20(水) 八雲文学における節夫人の功績
第3回 2016/ 7/27(水) 紀行文の名作に描かれた島根
第4回 2016/ 8/ 3(水) 小泉八雲の『日本の面影II』を旅する
第5回 2016/ 8/10(水) 国宝松江城を造った武将 堀尾吉晴の生涯
備考
【ご受講に際して】
◆ 休講が生じた場合、8月31日、9月7日、9月14日に補講を行います。
【備考】
パンフレット記載の講師担当回および講義内容に変更があります。
第2回(07/20)【変更前】講師:入沢康夫、テーマ:出雲のポエジー→【変更後】講師:出久根達郎、テーマ:八雲文学における節夫人の功績
◆ 休講が生じた場合、8月31日、9月7日、9月14日に補講を行います。
【備考】
パンフレット記載の講師担当回および講義内容に変更があります。
第2回(07/20)【変更前】講師:入沢康夫、テーマ:出雲のポエジー→【変更後】講師:出久根達郎、テーマ:八雲文学における節夫人の功績
講師陣
名前 | 村松 友? |
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肩書き | 作家 |
プロフィール | 1940年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。中央公論社勤務を経て、作家となる。1982年『時代屋の女房』で直木賞を、1997年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞受賞を受賞。著書に『私、プロレスの味方です』『帝国ホテルの不思議』『金沢の不思議』『老人の極意』など多数。 |
名前 | 出久根 達郎 |
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肩書き | 作家 |
プロフィール | 1944年(昭和19年)茨城県生まれ。1992年、『本のお口よごしですが』で第8回講談社エッセイ賞、1993年、『佃島ふたり書房』で第108回直木賞、2015年、『短編集 半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書『おんな飛脚人』『安政大変』『万骨伝』『作家の値段』他多数。近著に、『謎の女 幽蘭』。 |
名前 | 高橋 一清 |
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肩書き | (一社)松江観光協会 観光文化プロデューサー |
プロフィール | 1944年島根生まれ。早稲田大学第一文学部国文学専修を卒業、(株)文藝春秋に入社し、文藝担当編集者を勤める。2005年3月、退社。4月より松江観光協会観光文化プロデューサーに就任、文化観光の企画を展開。また、「松江文学学校」を主宰する。著書に『編集者魂』『作家魂に触れた』『百册百話』『芥川賞・直木賞をとる!』などがある。 |
名前 | 池田 雅之 |
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肩書き | 早稲田大学教授、同国際言語文化研究所所長 |
プロフィール | 三重県尾鷲市生まれ。早稲田大学教授・同国際言語文化研究所所長。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影II』『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。 |
名前 | 中村 彰彦 |
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肩書き | 小説家 |
プロフィール | 1949年栃木県生まれ。東北大学文学部国文学専攻卒業後、(株)文藝春秋に入社。91年退社し、執筆に専念。著書に『二つの山河』(第111回直木賞)『落花は枝に還らずとも』(第24回新田次郎文学賞)その他があり、2015年には第4回歴史時代作家クラブ実績功労賞を受賞。同年『戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯』を出版。 |