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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-20 / 世界史:その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:310305

食材、制度、地方から知るフランス食文化教養講座 アルザスからブルターニュまで地方の味の背景に迫る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月27日(水)~ 6月22日(水)
講座回数
5回
時間
※6/22のみレストランでの実地講義のため13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
たとえば目の前に牛乳で作られたハート形のチーズがあるとします。何も知らなくても、口に入れさえすればそれを味わうことは出来ます。しかし、なぜそのチーズが牛乳で作られているのか、なぜそんな形をしているのか知りたくなりませんか? そしてそれが、今から1000年も前のフランスのある地方の成り立ちと700年前のある出来事と直接に関係していることを知ったら、そして、そもそもチーズという食品はどこからやって来たのかを学んだら、そのチーズの味わいがどれほど深まることでしょう。食をめぐって教養を積む意義は、まさにそこにあります。「食べることは楽しい! 知ればもっと美味しい!!」のです。当講座は、そんな食の教養を深めることで、食材や料理の隠れた背景まで味わい尽くせる優れた食べ手を増やすことを目指します。優れた食べ手こそが、食文化を高みへと導く原動力だからです。

【講義概要】
二つながら世界無形文化遺産に登録されている日本料理もフランス料理も、それぞれの食文化の頂点に美食があります。しかし、この美食を支えているのは伝統的な地方の料理です。すそ野の広がりがなければ、頂点は低くならざるを得ません。フランスの全22地方のうち、春学期講座では、以下の4地方について特徴ある食材と料理を材料に、その豊穣な文化的背景を探ります。
第1回と第2回は、独特の文化圏であるが故に政治的にはフランスとドイツの間で苦悩してきたアルザス・ロレーヌ、第3回は国名の由来にもなっているパリを含むイル・ド・フランス、第4回は民族さえ異なる大西洋に突き出したブルターニュを取り上げ、最終回はアルザスの伝統的な料理をちょっと変わった立地のレストランで味わう予定です。

備考

【ご受講に際して】
◆第5回(6/22)だけはレストランでの食事を含む実地講座となり、時間帯が13:00~14:30に変わります。
◆第5回の講義で利用するレストランならびに参加費用(3,000円~4,000円)については、講義のなかで決定し、お伝えします。
◆現地までの交通費とレストラン会食費は別途実費ご負担となります。

講師陣

名前 大澤 隆
肩書き 食文化研究者、フランス料理文化センターアソシエ
プロフィール 1950年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了(仏文学)。大手自動車会社欧州駐在事務所長等を経て現職。日本エスコフィエ協会講師、「原産地統制呼称制度セミナー」フランス大使館委嘱主任講師、FFCC主催「食の教養講座」講師などを務める。共訳に『シェフの哲学』、企画翻訳に『レストラン・サービスの哲学』(共に白水社)、監修に『美味追求』など。『ラ・リスト―世界の優秀レストラン1000店』日本代表編纂委員。
名前 大沢 晴美
肩書き フランス料理文化センター親善大使(元事務局長)
プロフィール 1950年生まれ。1990年、東京ガスとパリ市商工会議所の協力により、フランス料理文化センターを立ち上げて事務局長に就任以来現職。美食文化における日仏間の懸け橋役を務め、2010年フランス政府より農事功労賞オフィシエ、2014年国家功労賞シュヴァリエを受章。共訳に『シェフの哲学』(白水社)、監修に『グルメのためのトゥール・ド・フランス』(六甲出版)、『現代フランス料理のエスプリ』など。『ラ・リスト―世界の優秀レストラン1000店』日本代表編纂委員。
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