講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-05 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:210302
統合と分裂の中近世ヨーロッパ史
- 開催日
- 4月12日(火)~ 6月21日(火)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 16,556円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 19,051円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
現在、「欧州統合」という壮大な試みに挑戦するヨーロッパは、ギリシア危機や難民問題などの試練に直面しています。本講義では、統合と分裂に揺れる現代ヨーロッパの理解を深めるために、中近世のヨーロッパ史を概観します。
【講義概要】
800年クリスマスのカール大帝の戴冠は、「ヨーロッパの誕生」を象徴する事件といえます。本講義ではこの事件の歴史的意義について論じた後、ローマ・カトリック教会とギリシア正教会の分裂、イスラーム世界という「他者」との相克としての十字軍、ルネサンスと「大航海時代」におけるアジアやアメリカの「発見」、カトリックとプロテスタントの分裂を引き起こした宗教改革など、ヨーロッパの分裂と統合の歴史を辿り、その現代的意義を考察します。
現在、「欧州統合」という壮大な試みに挑戦するヨーロッパは、ギリシア危機や難民問題などの試練に直面しています。本講義では、統合と分裂に揺れる現代ヨーロッパの理解を深めるために、中近世のヨーロッパ史を概観します。
【講義概要】
800年クリスマスのカール大帝の戴冠は、「ヨーロッパの誕生」を象徴する事件といえます。本講義ではこの事件の歴史的意義について論じた後、ローマ・カトリック教会とギリシア正教会の分裂、イスラーム世界という「他者」との相克としての十字軍、ルネサンスと「大航海時代」におけるアジアやアメリカの「発見」、カトリックとプロテスタントの分裂を引き起こした宗教改革など、ヨーロッパの分裂と統合の歴史を辿り、その現代的意義を考察します。
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『ヨーロッパとはどこか――統合思想から読む2000年の歴史』(吉田書店)
『子どもたちに語るヨーロッパ史』(筑摩書房)
参考図書
『ヨーロッパとはどこか――統合思想から読む2000年の歴史』(吉田書店)
『子どもたちに語るヨーロッパ史』(筑摩書房)
講師陣
名前 | 高津 秀之 |
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肩書き | 東京経済大学講師、早稲田大学講師 |
プロフィール | 1974年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、ヨーロッパ中近世史、特に都市史・宗教改革史。 |