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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 日本史:政治:その他教養 / 学内講座コード:210220

日本外交史論 東京裁判

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 5月17日(火)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
東京裁判(1946年5月3日~48年11月12日)について、利用されることの少ない国際検事局尋問調書を通して、新たな解明をめざします。特に開廷の翌月死亡した被告松岡洋右についてはこの調書が唯一の貴重な記録です。ドイツの元駐日大使オットの証言も重要です。

【講義概要】
国際検事局のオット尋問調書から、独米戦争勃発の場合に日本が日独伊三国同盟によって自動的に日米戦に巻き込まれるのを防ぐ自主的参戦権の保証がオット発松岡宛て秘密書簡という、ドイツ外相リッベントロップの承認を得ていないあやふやな文書にもとづいていた事実を明らかにします。松岡の調書からは、リッベントロップの賛同なしに日ソ中立条約をモスクワで松岡が調印した事実を明らかにします。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 東京裁判国際検事局オット尋問調書に見られる松岡洋右の日ソ独伊連合構想
第2回 2016/ 4/19(火) オット尋問調書に見られる日本の自主的参戦権への保証の問題
第3回 2016/ 4/26(火) オット発松岡宛て絶対極秘書簡
第4回 2016/ 5/10(火) 松岡尋問調書に見られる日ソ中立条約へのドイツ側の不賛同
第5回 2016/ 5/17(火) 大島浩尋問調書に見られる日ソ中立条約問題

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『近代ユーラシア外交史論集:日露独中の接近と抗争』(千倉書房)(ISBN:978-4-8051-1063-8)

講師陣

名前 三宅 正樹
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 1934年仙台生まれ。京都大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。文学博士(京都大学)。ユーラシア外交史専攻。著書は『ユーラシア外交史研究』(河出書房新社)、『文明と時間』(東海大学出版会)、『スターリンの対日情報工作』(平凡社)、『近代ユーラシア外交史論集』(千倉書房)など。1985年から95年まで国際歴史学会理事。
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