大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
一度は耳にしたことがある、イエスの有名な言葉を取り上げ、その言葉がどのような状況で、誰に向けて語られ、何を意味しているかをできるかぎり明らかにしたいと思います。

【講義概要】
聖書を読みたいと思っても、理解不能な言葉にぶつかって、頓挫することがあるのではないでしょうか。たとえば、「心が貧しい人は幸いである」とイエスは語っていますが、これはいったい何を意味しているのでしょう。「心」と訳されたギリシャ語(プネウマ)は「霊」と訳されるのが普通ですが、ここでは「心」と訳されています。なぜなのでしょう。このような疑問に答えることによって、イエスの言葉の深みに触れてみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/21(木) 思い悩むな
第2回 2016/ 4/28(木) 心の貧しい者は幸い
第3回 2016/ 5/12(木) 十字架を背負って
第4回 2016/ 5/19(木) 人を裁くな
第5回 2016/ 5/26(木) 地の塩、世の光
第6回 2016/ 6/ 2(木) 敵を愛しなさい
第7回 2016/ 6/ 9(木) 兄弟に「ばか」という者は
第8回 2016/ 6/16(木) 皇帝のものは皇帝に、神のものは神に
第9回 2016/ 6/23(木) 神の国は近づいた。悔い改めて、信じなさい
第10回 2016/ 6/30(木) なぜ疑ったのか

【備考】
4月7日(木)と4月14日(木)は休講となります。補講日は、6月23日(木)と6月30日(木)となります。

名前	雨宮 慧
肩書き	上智大学名誉教授
プロフィール	1943 年生まれ。出身地:東京都。出身校:上智大学大学院、教皇庁立聖書研究所。専攻分野:預言者の生き方。主な著訳書等:『正続・旧約聖書のこころ』(女子パウロ会)、『旧約聖書の預言者たち』(NHK出版)、『福音書のことば』(NHK出版)