大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
著名な科学者を取り上げ、その素顔に迫りながら、科学のダイナミックな歴史を学ぶ。取り上げる人々はそれぞれのスタイルで変革のドラマを演じている。彼らをとりまく世相や発見の背景を知ることで、新しい視点を身につけ、科学の歴史により理解を深めていく。

【講義概要】
「コペルニクスは医者だった」「ガリレオのピサの斜塔実験は創作」「ニュートンは錬金術師」「ダーウィンの生活費はウェッジウッド家から」「アインシュタインのパラドックス」など、目からウロコの科学者たちの実際を知る。歴史の流れを教科書風に平板に述べるのではなく、「へぇー、本当はそうだったのか!」と驚きを覚えてもらうことをもくろんでいる。新しい視点で歴史を眺め、科学史の大きな潮流を感じてほしい。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『科学史人物事典』（中公新書）（920円）（ISBN:978-4121022042）※各自書店でご購入ください。

名前	小山 慶太
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	1948年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。理学博士。専門分野は物理学、科学史。主な著書に『光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと』(講談社ブルーバックス)、『入門 現代物理学』『寺田寅彦』(共に中公新書)、『若き物理学徒たちのケンブリッジ』(新潮文庫)、『ノーベル賞でたどる物理の歴史』(丸善出版)、『科学歳時記一日一話』(河出ブックス)など多数。