講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-28 / 文学 / 学内講座コード:340105
陰陽師・安倍晴明の説話を読む 日記・歴史物語・説話集にみる最強の陰陽師像
- 開催日
- 2月 4日(木)~ 3月 3日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
陰陽師はもともとは朝廷に仕える官人でした。その陰陽寮の「役人」がいかにして超人的な存在となっていったか、実在の陰陽師として有名な安倍晴明にまつわる説話を読みながら、解き明かしていきます。
【講義概要】
陰陽師といえば、安倍晴明が有名です。絶大な力をふるって悪しきものを退治する姿は、小説や映画やマンガなどでよく知られていますが、実はこの安倍晴明、藤原道長の日記『御堂関白記』や藤原実資の日記『小右記』などにも名前が出てくる、平安時代に実在した人物なのです。
もともとは陰陽寮の官人にすぎなかった晴明が、いかにして最強の陰陽師として伝説化していったのか、当時の日記・歴史物語・説話集などの記事を読み比べながら、その過程をさぐっていきたいと思います。
【主な講義内容】
・安倍晴明の実像 ―『御堂関白記』『小右記』を中心に ―
・伝説がはじまる ―『大鏡』『今昔物語集』を中心に ―
・伝説がひろまる ―『宇治拾遺物語』『古今著聞集』を中心に ―
・現実をこえて ― 葛の葉の物語 ―
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/ 4(木) 安倍晴明の実像 ―『御堂関白記』『小右記』を中心に
第2回 2016/ 2/18(木) 伝説のはじまり ―『大鏡』『今昔物語集』を中心に
第3回 2016/ 2/25(木) 伝説のひろまり ―『宇治拾遺物語』『古今著聞集』を中心に
第4回 2016/ 3/ 3(木) 現実をこえて ― 葛の葉の物語
陰陽師はもともとは朝廷に仕える官人でした。その陰陽寮の「役人」がいかにして超人的な存在となっていったか、実在の陰陽師として有名な安倍晴明にまつわる説話を読みながら、解き明かしていきます。
【講義概要】
陰陽師といえば、安倍晴明が有名です。絶大な力をふるって悪しきものを退治する姿は、小説や映画やマンガなどでよく知られていますが、実はこの安倍晴明、藤原道長の日記『御堂関白記』や藤原実資の日記『小右記』などにも名前が出てくる、平安時代に実在した人物なのです。
もともとは陰陽寮の官人にすぎなかった晴明が、いかにして最強の陰陽師として伝説化していったのか、当時の日記・歴史物語・説話集などの記事を読み比べながら、その過程をさぐっていきたいと思います。
【主な講義内容】
・安倍晴明の実像 ―『御堂関白記』『小右記』を中心に ―
・伝説がはじまる ―『大鏡』『今昔物語集』を中心に ―
・伝説がひろまる ―『宇治拾遺物語』『古今著聞集』を中心に ―
・現実をこえて ― 葛の葉の物語 ―
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/ 4(木) 安倍晴明の実像 ―『御堂関白記』『小右記』を中心に
第2回 2016/ 2/18(木) 伝説のはじまり ―『大鏡』『今昔物語集』を中心に
第3回 2016/ 2/25(木) 伝説のひろまり ―『宇治拾遺物語』『古今著聞集』を中心に
第4回 2016/ 3/ 3(木) 現実をこえて ― 葛の葉の物語
講師陣
名前 | 稲垣 智花 |
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肩書き | 武蔵野大学講師 |
プロフィール | 神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。元早稲田大学講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に『歴史物語講座第三巻 大鏡』(風間書房)所収「大鏡の思想 ― 「道理」をめぐって ―」ほか。 |