大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
鉱物を知り、楽しむために必要な知識を学び、特に結晶の規則性から導かれる独特な形を理解することを目標とします。

【講義概要】
鉱物の性質に関する基礎知識を3回にわたって講義し、4回目は国立科学博物館の鉱物展示を見ながら、知識を確認します。5、6回目は結晶に関する講義を行います。その中で、結晶の紙模型を作製（はさみと両面テープだけで作成可能）して、3次元的な視線で結晶をより深く理解できるように講義します。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/14(木) 鉱物とはどんな物で、どこで作られるのか
第2回 2016/ 1/21(木) 鉱物の持つ主な性質（化学成分など）
第3回 2016/ 1/28(木) 鉱物の持つ主な性質（色、硬度など）
第4回 2016/ 2/ 4(木) 国立科学博物館の見学
第5回 2016/ 2/18(木) 原子の配列と対称性
第6回 2016/ 2/25(木) 結晶の姿（模型製作など）

【ご受講に際して】
◆国立科学博物館の入場料（620円）が必要です（ただし、65才以上は証明書を御持参いただくと無料になります）。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『鉱物と宝石の魅力』（ソフトバンククリエイティブ）（952円）（ISBN:9784797341270）

名前	松原 聰
肩書き	国立科学博物館名誉研究員
プロフィール	京都大学大学院理学研究科博士課程中退。国立科学博物館地学研究部に勤務し、地学研究部長を務めた後定年退職。理学博士(東京大学)。専門は鉱物科学。著書に『ダイヤモンドの科学』(講談社)『新鉱物発見物語』(岩波書店)『日本の鉱物』(学研)『鉱物ウォーキングガイド関東甲信越版』(丸善)など。