講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-06 / 日本史 / 学内講座コード:140206
明治維新史と歴史教育・地域史教育 国民の物語はまだ必要なのか?
- 開催日
- 1月13日(水)~ 2月 3日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
明治維新史は、史実というよりも、明治以来、創造された物語であり、我々はそのシナリオにしたがって、史実を再創造しているにすぎないことを自覚する。21世紀の現在、明治維新の歴史を、強調する必要があるのか考えてみる。
【講義概要】
実証性が高いといわれる明治維新史ですが、実際には不明な点も多く、また明治以来、国家・社会の都合にあわせて物語的に語られてきたにすぎません。学校が教える明治維新史はその典型であり、登場人物の扱いも古典的かつ英雄の創造にすぎません。普通の若者が興味を抱かないのも当然です。しかし、大人たちなかには、なおその非歴史的シナリオにしがみつく人が少なくありません。大人たちが興味を抱くシナリオをいくつか紹介しながら、その是非を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/13(水) 明治維新と国民国家形成の物語
第2回 2016/ 1/20(水) 戦前・戦後の明治維新史教育
第3回 2016/ 1/27(水) 現在の歴史教育をよんでみる
第4回 2016/ 2/ 3(水) 明治維新史と世界遺産事業
明治維新史は、史実というよりも、明治以来、創造された物語であり、我々はそのシナリオにしたがって、史実を再創造しているにすぎないことを自覚する。21世紀の現在、明治維新の歴史を、強調する必要があるのか考えてみる。
【講義概要】
実証性が高いといわれる明治維新史ですが、実際には不明な点も多く、また明治以来、国家・社会の都合にあわせて物語的に語られてきたにすぎません。学校が教える明治維新史はその典型であり、登場人物の扱いも古典的かつ英雄の創造にすぎません。普通の若者が興味を抱かないのも当然です。しかし、大人たちなかには、なおその非歴史的シナリオにしがみつく人が少なくありません。大人たちが興味を抱くシナリオをいくつか紹介しながら、その是非を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/13(水) 明治維新と国民国家形成の物語
第2回 2016/ 1/20(水) 戦前・戦後の明治維新史教育
第3回 2016/ 1/27(水) 現在の歴史教育をよんでみる
第4回 2016/ 2/ 3(水) 明治維新史と世界遺産事業
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
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肩書き | 学習院大学・駒澤大学講師 |
プロフィール | 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。 |