大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日常の生活には、沢山の「量」が溢れていて、評価や比較を待っている。そんな物理量のいくつかを対象に、その意味や単位、測定機器の正しい使用方法を習得する。また、身近な物象について、数値の基礎的な取り扱いと表現方法を学び、種々の「身の回りの量」を測定する。

【講義概要】
距離(面積、体積)・重量・時間(速度)・角度・電磁波などについて、その意味・単位・歴史・測定方法・測定器具などを紹介し、平易に解説する。身の回りや自然界に存在する物象に対して、毎回、簡単な演習と測定実習を行う。また、微小粒子状物質(PM2.5)や紫外線・放射線の強度測定について解説し、簡単な測定演習を行う。あわせて、数と比の考え方、基準の取り方、誤差やグラフ化、統計の求め方など、実際の数値を取り扱う方法を考究し問題点を考察する。

【ご受講に際して】
◆初回に、物差し(30 cm程度)と電卓(加減乗除算のみでOK)を持参して下さい。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『よくわかる岩石・鉱物図鑑』（実業之日本社）（1，300円）（ISBN:9784408453170）
『地球進化46億年の物語』（講談社）（1，160円）（ISBN:9784062578653）

【備考】
(7/10)日程を修正しました。お申し込みの際はご注意ください。

名前	円城寺 守
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	1943年旧満州国生まれ。早稲田大学理工学部卒業、東京教育大学大学院理学研究科修了(理学博士・東京教育大学)。元早稲田大学教育学部教授。専門分野は、鉱床地質学、鉱石鉱物学、環境科学。著書に、『よくわかる岩石・鉱物図鑑』(実業之日本社)、『地球進化46億年の物語』(監訳、講談社)など。