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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-25 / 日本史 / 学内講座コード:130204

日本ナショナリズムの史的考察

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(金)~12月11日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ナショナリズムとは何か? そして近代日本のナショナリズムとは何であったのか? 本講義は、ナショナリズムとは何かを、日本の史実の中に探ろうとする試論である。

【講義概要】
まずナショナリズムの前段階として、江戸時代の国家意識と国民意識を探る。第二に、明治維新後の近代日本における「国民」の形成を考察する。第三に、時代によって揺れ動くナショナリズムについて、史実を通して考える。最後に、日中ナショナリズムの衝突の起点として、第一次世界大戦中の対華二十一箇条要求を考察する。

【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 2(金) 日本ナショナリズム史における江戸時代1
―鎖国と封建制―
第2回 2015/10/ 9(金) 日本ナショナリズム史における江戸時代2
―江戸時代の国家意識・国民意識―
第3回 2015/10/16(金) 「国民」の形成1
―廃藩置県と「国民」、明治エリートの国民観―
第4回 2015/10/23(金) 「国民」の形成2
―徴兵制と軍人勅諭、帝国憲法と帝国議会、教育勅語―
第5回 2015/10/30(金) 自由民権とナショナリズム
第6回 2015/11/13(金) 戊申詔書1
―日露戦後の新傾向とナショナリズム―
第7回 2015/11/20(金) 戊申詔書2
―戊申詔書の渙発とその行方―
第8回 2015/11/27(金) 対華二十一箇条要求1
―中国のナショナリズム―
第9回 2015/12/ 4(金) 対華二十一箇条要求2
―対華二十一箇条要求と日中ナショナリズム―
第10回 2015/12/11(金) 日本ナショナリズムの史的考察

備考

【ご受講に際して】
◆高校程度の日本史の知識を前提に講義を行いますが、必ずしも受講資格を限定するものではありません。不安のある人は、『もういちど読む山川日本史』(山川出版社)等により各自補ってくだされば、十分です。

講師陣

名前 三浦 顕一郎
肩書き 白鴎大学教授
プロフィール 1967年北海道札幌市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院政治学研究科後期博士課程単位取得満期退学。専門分野は日本政治史。主要業績に、『東アジアの知識人2 近代国家の形成』(共著、有志舎)、'The history of Nationalism in Japan: particularly on the formative period'『白鴎法学』第20巻2号(2014年1月)などがある。
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