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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-02 / 文学:日本史 / 学内講座コード:330108

江戸のコミック・漫画「黄表紙」で見る江戸

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
09/29, 10/06, 10/13, 10/20, 10/27, 11/10, 11/17, 11/24
講座回数
8
時間
火曜日 15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
21,773円
定員
30
その他
早稲田大学オープンカレッジ会員は、18,922円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

徳川270年のあいだに、貨幣経済がもたらした商業資本主義は、まず上方と江戸のあいだで様々な軋轢を生みながら上方の没落と江戸の繁栄を導いた。中央政権都市へと成長した江戸には、いわゆる武家階層を中心にした戯作文芸が興り、それを追随して町人戯作者たちの活躍があった。支配階級であった武家たちは、政治批判の一手段として戯作を活用し、黄表紙も政治風刺の文学ジャンルともなった。寛政の改革時における政治体制は恰好の風刺対象となり、黄表紙が風刺漫画となった時代でもある。武士作家たちは、支配階級たる故に黄表紙界から退壇せざるをえず、代わって山東京伝を中心にした町人作家が台頭し、黄表紙は徐々に変質してゆき、天保の改革が戯作文芸を窒息死させた。政治・経済・風俗の変遷を絵で追いながら黄表紙および戯作界を概観してゆく。

講師陣

名前 棚橋 正博
肩書き 早稲田大学講師、元帝京大学教授
プロフィール 1947年秋田生まれ。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程終了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本近世文学。著書に、『江戸のマンガFAX』(小学館)、『江戸の道楽』(講談社)、『山東京伝の黄表紙を読む~江戸の経済と社会風俗から』(ぺりかん社)などがある。
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