講座詳細情報
申し込み締切日:2015-06-29 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120408
九相図をよむ 不浄と無常の日本美術史
- 開催日
- 7月 6日(月)~ 7月27日(月)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 10,789円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 12,409円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
死体が滅びてゆく様を描く九相図(くそうず)。鎌倉時代から現代にかけて描き継がれた作例を通じ、肉体の不浄や無常に関する仏教の教義が、日本の美術や文学にどのような足跡を残したかについて考えてみましょう。
【講義概要】
まず、九相図の典拠となった仏教の教義やそこから派生した文学作品について講じます。その上で、鎌倉時代・室町時代・江戸時代・現代の作例を順に取り上げて、日本の文化の中で九相図という特異な主題が連綿と受け継がれてきた意義をひもときます。女性と仏教、信仰と文学、古典の継承と革新など、九相図を通じて日本美術を取り巻く普遍的なテーマが見えてくるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 6(月) 九相図とは何か
第2回 2015/ 7/13(月) 九州国立博物館蔵「九相図巻」と、聖衆来迎寺蔵「人道不浄相図」
第3回 2015/ 7/27(月) 河鍋暁斎から山口晃へ、九相図のリレー
死体が滅びてゆく様を描く九相図(くそうず)。鎌倉時代から現代にかけて描き継がれた作例を通じ、肉体の不浄や無常に関する仏教の教義が、日本の美術や文学にどのような足跡を残したかについて考えてみましょう。
【講義概要】
まず、九相図の典拠となった仏教の教義やそこから派生した文学作品について講じます。その上で、鎌倉時代・室町時代・江戸時代・現代の作例を順に取り上げて、日本の文化の中で九相図という特異な主題が連綿と受け継がれてきた意義をひもときます。女性と仏教、信仰と文学、古典の継承と革新など、九相図を通じて日本美術を取り巻く普遍的なテーマが見えてくるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 6(月) 九相図とは何か
第2回 2015/ 7/13(月) 九州国立博物館蔵「九相図巻」と、聖衆来迎寺蔵「人道不浄相図」
第3回 2015/ 7/27(月) 河鍋暁斎から山口晃へ、九相図のリレー
講師陣
名前 | 山本 聡美 |
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肩書き | 共立女子大学教授 |
プロフィール | 1970年宮崎県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、日本中世絵画史。共編著に『国宝 六道絵』(中央公論美術出版)、『九相図資料集成』(岩田書院)などがある。 |