講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-03 / 文学:英語(中級~) / 学内講座コード:120112
D. H. ロレンスの世界に分け入る 英文読解の楽しみ
- 開催日
- 7月10日(金)~ 9月11日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 28,771円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,091円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
20世紀英文学で一際輝いているD.H.ロレンスの、現代にも適合する新しさを具えている人間関係の描写、とりわけ夫婦の関係の描写を、文と文脈と語句の正確な理解、把握に努めつつ、味到し、英語力を高めるのを本講義は目標にしている。
【講義概要】
今夏は「Two Blue Birds」と「Sun」の2作品を読解の対象にする。前者では、快適さに依拠することの代償に気づき得ない夫に向けられた妻の厳しい眼差し、後者では、ニューヨークから、太陽を求めてシチリアへやってきて、太陽との間に生き生きした相互作用を生ぜしめている女性の、夫への眼差し、即ち文明化の代償に気づき得ず、従って太陽との相互作用と全く無縁の夫への眼差しに注意しながら読解する。
20世紀英文学で一際輝いているD.H.ロレンスの、現代にも適合する新しさを具えている人間関係の描写、とりわけ夫婦の関係の描写を、文と文脈と語句の正確な理解、把握に努めつつ、味到し、英語力を高めるのを本講義は目標にしている。
【講義概要】
今夏は「Two Blue Birds」と「Sun」の2作品を読解の対象にする。前者では、快適さに依拠することの代償に気づき得ない夫に向けられた妻の厳しい眼差し、後者では、ニューヨークから、太陽を求めてシチリアへやってきて、太陽との間に生き生きした相互作用を生ぜしめている女性の、夫への眼差し、即ち文明化の代償に気づき得ず、従って太陽との相互作用と全く無縁の夫への眼差しに注意しながら読解する。
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『The Woman Who Rode Away and Other Stories』(Cambridge University Press)(ISBN:978-1589637580)4,000円程度
テキスト
『The Woman Who Rode Away and Other Stories』(Cambridge University Press)(ISBN:978-1589637580)4,000円程度
講師陣
名前 | 照屋 佳男 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1936年沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は、英文学、比較文化。著書に、『コンラッドの小説』(早稲田大学出版部)、『共同体とグローバリズム』(成文堂)。監訳書に『文化の定義のための覚書』(中公クラシックス)(中央公論新社)などがある。 |