大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
建築家の生き方を通して、日本近現代建築の歴史を学びます。建築家はどんな思いで、何を設計し、現在、いかに残っているのでしょうか。講義は映像を中心に行ない、資料を配付します。2回の見学会では実際に建築を訪ね、理解を深めます。

【講義概要】
今回は世界を舞台に、いま最も精力的に活動している日本人建築家について語ります。いずれの建築家も、バブル崩壊、情報技術の進展、資本主義のグローバル化といった1990年代前半の大きな社会の変革を独自に受け止め、広く海外でも知られる存在となりました。作品の具体的な解説を通じて、その理由を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/11(土) 高松伸、北川原温
第2回 2015/ 4/25(土) 内藤廣
第3回 2015/ 5/ 9(土) 妹島和世/見学会1:SHIBAURA HOUSE
第4回 2015/ 5/23(土) 隈研吾
第5回 2015/ 6/ 6(土) 青木淳/見学会2:杉並区大宮前体育館
第6回 2015/ 6/20(土) 坂茂

【ご受講に際して】
◆第3回・第5回は教室での授業後、現地見学会を実施いたします。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『東京建築みる・あるく・かたる』（京阪神エルマガジン社）
『東京建築ガイドマップ』（エクスナレッジ）

名前	倉方 俊輔
肩書き	大阪市立大学准教授
プロフィール	1971年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。伊東忠太の研究で博士号を取得後、著書に『ドコノモン』、『吉阪隆正とル・コルビュジエ』。共著に、柴崎友香との『大阪建築みる・あるく・かたる』、甲斐みのりとの『東京建築 みる・あるく・かたる』。監修・解説書に『伊東忠太建築資料集』などがある。