検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-02 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:110604

ボールペンで色短冊に源氏物語の一節を書く 源氏物語各章の和歌を短冊に収めて楽しむ講座

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(木)~ 6月18日(木)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
感銘を受けた作品は心に残る一節を読み人に宿します。得難き一文との出逢いを人は心の糧とします。諳んじれば五感洗われる思いは何よりの宝。珠玉の言葉を文字という目に見える形に表します。手書き文字は心の鏡です。その人にしか表せない心の動きです。名作 源氏物語の一節を読み人の心の綾に織りなしてください。誰のものでもない一節となります。

【講義概要】
およそ千年の昔に物語は紡がれました。奇しくも時代は「女手」と呼ばれる日本の至宝「かな」が完成期を迎えていました。日本の書道史上、三蹟と謳われる東風、佐理、行成が活躍していた最中に「源氏物語」は紡がれました。源氏物語の直後に美の極致「高野切」が完成します。得難き物語、そして得難き文字は世界に誇る至芸です。それから千年、引き継がれてきた言葉と文字は今も脈々と生きています。短冊という作品形式も完成された形です。縦に流れる文字を写す絶好の形なのです。日本の文字の特性を学びながら、短冊に和歌を収めます。かつては毛筆で。しかし現代には現代の筆記具があります。かな文字の優れているところは現代の筆記具でも十分に美しさを保つ所です。10回にわたって、少しずつ学びながら、心に残る源氏物語の各章に鏤められた和歌や一節をしたためましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) 短冊に収める和歌を決める。
第2回 2015/ 4/16(木) 漢字は行書の形を取り入れる。
第3回 2015/ 4/23(木) ひらがな行書風の形を学ぶ。
第4回 2015/ 4/30(木) ひらがな行書風の形を学ぶ。
第5回 2015/ 5/14(木) ひらがなに連綿を用いる。
第6回 2015/ 5/21(木) 短冊の収め方を学ぶ。
第7回 2015/ 5/28(木) 実作練習と添削。
第8回 2015/ 6/ 4(木) 実作練習と添削。
第9回 2015/ 6/11(木) 落款(名前)の書き方。
第10回 2015/ 6/18(木) まとめ。

備考

【ご受講に際して】
◆源氏物語を全て読んでおく必要はありませんが、源氏物語の中の和歌を短冊に書くので、気に入った章の和歌を選んでおいていただくことをお勧めします。
◆指定の文字(和歌一首分の文字量)の練習をする宿題を予定しています。
◆色短冊練習用紙:1冊(10枚入り)360円(税込)を初回授業でお求めいただきます。

講師陣

名前 村上 龍生
肩書き 東京書道教育会理事、財団法人日本書写技能検定協会審査員
プロフィール 東京都生まれ。専門分野は書道毛筆、硬筆。東京書道教育会理事、財団法人日本書写技能検定協会審査員。東京書道教育会発行書道月刊誌「筆心」手本執筆、通信講座「すらすらボールペン字講座」監修・執筆、「書道三体字典・筆順大字典 増追補版」執筆。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.