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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-03 / 世界史 / 学内講座コード:110307

オリエントの考古学 工芸技術

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(金)~ 6月19日(金)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
つねに古代世界をリードしてきたオリエントは、現代文明のルーツとなる人類史の宝庫です。今回は、人々の日々の暮らしに関わっていた工芸技術について、考古学的な目線で学んでいきます。

【講義概要】
まず、古代オリエントの概説をして、画期的な発明であった土器の起源とその後の展開について説明します。つぎに、都市形成期における土器づくりの工房がどのように変化していったのかをみていき、シリアのユーフラテス川流域で発掘した土器工房址について解説します。そして、土器、金属、ガラスといった火を用いた工芸技術の進展について整理してみます。近年、講師がトルコのティグリス川流域で発掘調査してきたサラット・テペ遺跡の土器工房址や、同遺跡で出土した土器試料を理化学的に分析した最新の成果も説明します。さらに、国内で10年以上続けてきたオリエントの彩文土器の復原製作実験についてもご紹介します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) オリエント概説-集落から都市まで-
第2回 2015/ 4/17(金) 土器の起源と展開-土器の魅力-
第3回 2015/ 4/24(金) 土器工房址と職人-都市形成期の工芸技術-
第4回 2015/ 5/ 1(金) シリアの遺跡発掘-都市形成期の土器工房址-
第5回 2015/ 5/15(金) 工芸技術の進展-土器、金属、ガラス-
第6回 2015/ 5/22(金) 黒と赤-壁画や土器の顔料-
第7回 2015/ 5/29(金) トルコの遺跡発掘-サラット・テペの調査成果-
第8回 2015/ 6/ 5(金) 土器の焼成温度-理化学的分析の最新成果-
第9回 2015/ 6/12(金) 実験考古学-古代の匠に挑戦する-
第10回 2015/ 6/19(金) まとめ

備考

【ご受講に際して】
◆2013年春学期「オリエントの考古学-火の利用から貨幣の登場まで−」以降、講師による一連の「オリエントの考古学」を受講された方は、さらに知識を深めることができると思います。

講師陣

名前 小泉 龍人
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西アジア考古学、比較都市論、古代ワイン。著書に『都市誕生の考古学』(同成社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)など。
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